こんな質問に答えます。
結論からいうと、藤の花を庭に植えてはいけないのか。と言われると実はそうではありません。
そのように言われるようになった原因は、藤の花の特徴や花言葉が原因のようです。
と疑問に思っている人は多いです。
今回は、そんなあなたに真実や理由、由来などを解説します。
1分50秒で読める内容になっていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
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1.藤の花を庭に植えてはいけないって本当?嘘?理由も解説!
冒頭でもお伝えしたとおり、
藤の花を庭に植えてはいけないのか?と言われると、実はそうではありません!
藤は、その名前から「不治の病」という受け止め方もできます。
また、垂れ下がるように咲くことから、家全体の運気が下がってしまうイメージがついているようです。
花言葉には「決して離さない」というものがあります。
藤のツルは成長が早く、あっという間に他のツルに巻きつきます。
その様子は執念深く重いという印象になり、怖いイメージがついたようです。
一方で、「不死」という受け止め方もできます。
埼玉県春日部市にある、藤花園(牛島の藤)には、推定樹齢1200年とされる特別天然記念物の藤が存在します。
そのため、長寿の花として縁起がいいという考え方もできます。
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2.庭に植えてはいけないと言われるようになった言い伝え!
藤の花が垂れ下がるように咲くことから、家計が傾くと言い伝えられています。
日本の藤は、アメリカで繁殖力が強い外来種として警戒されているようです。
繁殖力の強いツルは、様々な樹々に絡みつき、上へと登っていきます。
どの植物よりも高く成長し、日光を独り占めしてしまいます。
そのため、他の植物へ十分な陽の光が行き届かなくなった結果、枯れてしまうというケースもあるようです。
しかし、受け止め方次第では、違う解釈ができます。
・ツルの生命力の強さから長寿や子孫繁栄
・女性を象徴する花とされているので、優しい家庭になる
・不死と読むことができるため、不治の病を直す効果があったとされる伝説がある
など多くの考え方ができます。
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3.藤の花の花言葉を紹介!
消費者から募集したり、販売会社が決めたりすることもあります。
古くから存在する花については、その国の文化や歴史を反映しているものもあります。
そのため、複数の意味を持つ花は珍しくありません。
それでは、いくつかの花言葉を紹介します。
(良い花言葉)
・優しさ
・歓迎
藤の垂れ下がる姿が、お客さまを迎え入れる女性に見えることが由来だと言われています。
いらっしゃいませ。とお辞儀をしているように見えるのでしょう。
(やや怖い花言葉)
・決して離さない
他のツルに巻きついて離れない様子から、執念深さを感じるようです。
一般的には紫色の藤が多いですが、他にも黄色・白色・ピンク・淡い赤紫などがあります。
その中でも特に意味を持つ藤の色を紹介します。
白い藤
・可憐
白色には純粋無垢といったイメージがあるので、ピッタリな花言葉だと思います。
昔から、歌にも読まれた優雅な花からつけられたと考えられています。
紫の藤
・君の愛に酔う
源氏物語の登場人物である、藤壺の宮と紫の上が由来とされています。
4.藤の花を庭に植えて楽しもう!
・適した場所
藤は水はけと水保ちがよく、日当たりが良いところを好みます。日当たりが良くないと「花つきが悪くなる」ので注意しましょう。
・扱い方
藤の根はとても細いので、植える時は傷つけないよう慎重に植える必要があります。
・土
用土には水はけと水保ちのよい土が適しています。
土を掘り上げて堆肥や腐葉土などを混ぜ込みましょう。
・水やり
水やりは基本的には不要ですが、長期間雨が降らなかったり、乾燥している時はたっぷりの水を与えましょう。
・開花したら
お礼肥として、窒素・リン酸・カリウムをバランス良く配合した肥料を入れるようにしましょう。
藤は耐寒性があるため、一年を通して屋外で育てることができます。
5.まとめ
・藤を庭に植えても問題はない
・生命力の強さから、長寿や子孫繁栄、決して離さないという執着心といったイメージが存在する
・藤は古くから女性に例えられている
以上、藤の花を植えてはいけないって本当?嘘?について詳しく説明してきました。
私個人としては、藤の花にとても興味あります。
「決して離さない」というイメージは執着心と捉えられ、あんまりいいイメージがないようです。
しかし、自分の決めたことを真っ直ぐに突き進む。
と捉えられることもできます。新しく何かに挑戦する時に、藤の花を思い出すと勇気が出ます。
最近は、思うように外出できず!
家でいることが多いこのご時世。ガーデニングに興味がある人も多いのではないでしょうか。
藤を育てて、シャンデリアのように綺麗に咲く藤を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
少しでも藤について、ためになる情報を伝えることができたのなら、うれしいです。