
こんな質問に答えます。
今回は、サーキュレーターと扇風機について解説。
まず結論をいうと、「用途が違うため、一概にどちらが涼しいとは言えない」が正解です。

という方のためにこの後解説するので、気になる方はぜひこの先も読み進めてみてくださいね。
快適な夏を過ごすために欠かせない存在と言えば、風を送る機械ですよね。
どちらもお手頃な価格と、豊富な種類で非常に魅力的ですが、

という方も多いのではないでしょうか。
これからの季節に備えて、違いや特徴を見ていきましょう!
もくじ
1.サーキュレーターと扇風機どちらが涼しいの?
それでは、詳しく見ていきましょう。
①どちらが涼しい?
結局のところどちらが涼しいのか?と気になっている方が多いと思いますが、
結論から言うと「用途が違うので、一概には言えない」のです。
しかし、
人が涼しむために使うなら扇風機のほうが向いている
といえます。
詳しくは、このあと解説しますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
➁サーキュレーターは扇風機の代用品になる?
こちらも結論から言うと、代用にはなりません!
どちらも「風を送るものだし、どっちを買っても大して変わらないのでは?」と思っている方が多いと思います。
しかし、それぞれ用途が異なるため、どちらかがどちらかの代用になる、というわけではないのです。
それでは具体的にどこがどう違うのか、説明していきます。
2.サーキュレーターと扇風機の機能性の違いや特徴!【メリット・デメリット】
違いや特徴を詳しく見ていきましょう。
①サーキュレーター
- [機能]室内の空気を、循環させる
- [効果]室内の空気を、均一に流すことができる
- [メリット]風が遠くまで届きやすい、湿気対策にもなる、夏だけでなく1年中使用可
- [デメリット]音があまり静かではない
直線的な風を遠くまで届けることが出来るので、夏の場合はエアコンの冷たい空気を、冬の場合は温かい暖房の空気を隣の部屋まで送り循環させることが出来ます。
➁扇風機
- [機能]人の体に、直接風を送る
- [効果]暑いときには涼むことが出来る
- [メリット]音が静かなので就寝時に適している、広範囲に風が届く
- [デメリット]風が遠くまで届きにくい、主な使用時期が夏のみ
柔らかい風を広範囲に当てるように作られています。
「エアコンの風が苦手だ」という方の場合は、扇風機の「冷たすぎない風」で涼むのが良いと思います。
違いや特徴を簡単にまとめると
・サーキュレーターは空気を循環させることで部屋全体の温度を下げて涼しくさせる
・扇風機は柔らかい風を人に直接あてることで涼しく感じられる
ということになります。
人が涼しむなら扇風機が向いているといえますね。
3.サーキュレーターと扇風機の電気代を比較!
意外と気になる「電気代」を詳しく見ていきましょう。
①それぞれの電気代
- 一般的なサーキュレーターの消費電力は30W~50Wなので、50Wとして、
- 扇風機は消費電力20W~40Wなので、40Wとして
それぞれ計算をすると、
サーキュレーター・・・1時間あたり約1円
扇風機・・・1時間あたり約0.88円
となります。
1日中使用したとしても12円程度となるでしょう。
省エネを気にされる場合は、風量切替えが出来るタイプを選択すると良いと思います。
消費電力で比較をすると大きな違いはありませんが、サーキュレーターは正しく使用することで、電気代をより節約することが可能。

➁サーキュレーターとエアコンの併用で電気代を節約できる
エアコンで冷暖房をつけたとき、サーキュレーターを併用することで通常よりも早く設定温度に出来ます。
つまり、室内の空気を循環させることで効率よく調整出することが来るというわけです。
部屋にエアコンがあるなら、併用してお得に使えますね。

試してみます!
4.サーキュレーターと扇風機の違いをまとめてみた!
サーキュレーター=空気を循環させるためのもの
・消費電力・・・30W~50W(1時間あたり約1円)
・風質・・・強く直線的
・動作音・・・あまり静かではないので就寝時には向かない
・主な使用方法・・・空気を循環させて室温を均等にさせる。冷暖房と組み合わせて使うことで効果を発揮する
扇風機=直接風を人に当てるためのもの
・消費電力・・・20W~40W(1時間あたり約0.88円)
・風質・・・柔らかく広範囲
・動作音・・・静かなので就寝時に適している
・主な使用方法・・・暑いときに近距離で人に向けて使うことで清涼感を得られる
- エアコンはあまり使用しない、または持っていないという方は扇風機
- エアコンも同時に使用したいという方はサーキュレーター
をおすすめします!
5.まとめ【違いを知って賢く選ぼう】
いかがでしたでしょうか?
夏の暑い日に、部屋で涼むことが目的でしたら扇風機でも、十分涼しく過ごすことが出来るでしょう。
しかし、
「部屋全体を涼しく(暖かく)したい」
「隣の部屋やキッチンにもエアコンの風を届けたい」
といった要望がある場合は、併用できるサーキュレーターがより役立ちます。
現在では、どちらも高機能かつオシャレなデザインのものが多く売られています。
機能・見た目のどちらも納得のいく、素敵な製品と出会えますように!
快適な夏をお過ごしください。