
こんな質問に答えます。
この記事の内容
- 洗濯槽のワカメがなくならない!驚きの正体と原因
- ワカメの取り方と掃除方法
- 予防・対策・お手入れの方法
- 下水臭がした時の対処法
- ワカメを取った後も続く洗濯物の臭いを取る方法
実は、ワカメの正体は黒カビ。
主婦の方であれば誰もが目にしたことがあるであろう洗濯槽のワカメ。

非常に嫌な気分になってしまいますよね。
この記事ではこのような疑問を持つあなたに向けて、洗濯槽ワカメに関する問題を解説していきます。
毎日使用する洗濯機は清潔に保っておきたいもの。
この記事を読むことで洗濯槽のワカメや汚れ、臭いの撃退に繋げていきます。
まずはワカメの正体と原因から詳しく見ていきましょう。
もくじ
1.洗濯槽のワカメがなくならない?正体と原因は?
- 正体
- 原因
- 繰り返しワカメが発生するのはなぜ?
3点を順番に解説。
正体
ワカメの正体は黒カビ。
黒っぽい汚れのためワカメと呼ばれています。
分かりやすいですね。
原因
洗濯物から出た汚れや皮脂、溶けきらなかった洗剤などが洗濯槽の裏に溜まってしまい黒カビが発生します。
その黒カビが剥がれてワカメのようになって浮遊するのです。
洗濯槽の中はどうしても雑菌が発生しやすくなりがち。
洗濯物を入れたままにしておくと、洋服に付いた皮脂や汗をエサにしながらどんどん繁殖を続けていきます。
長時間洗濯物を洗濯機の中に入れたままにしておくのはやめましょう。
繰り返しワカメが発生するのはなぜ?
繰り返しわかめが発生する原因は…
「不十分な洗濯槽の掃除」です。
ワカメが再び発生するということは汚れが落ちていない、 つまり、掃除が不十分だということです。
掃除をしているのになくならない…という場合、
掃除をしている場所が同じところばかりになってしまっていたり、掃除の方法が間違っていることも考えられますね。
2.洗濯槽のワカメの取り方・掃除方法4つ!
洗濯槽のワカメを撃退する対処法、取り方、掃除方法を4つご紹介していきます。
1.各部品の清掃
それぞれのクリーナーを使用する前にやっておくべきこと。 それは、
ゴミ取りネットなどの部品の清掃です。
ゴミ取りネットを外すとワカメが付着していたり、ドロドロになっていたりと、かなりの確率で汚れています。
歯ブラシなどで汚れを取り除いておきましょう。
そしてもう一箇所、かなりの確率で汚れている場所は柔軟剤の投入口。
固まってしまって取りにくい場合は、お湯で取り除いていくようにしましょう。
2.重曹
掃除と言えば重曹ですよね。
重曹には汚れを落とすだけではなく消臭の効果も。
【方法】
1.高水位迄ぬるま湯を投入していきます。
2.重曹を200g程入れた後「標準コース」で1サイクル回して行きます 。
3.5時間程おいてから浮いてきた汚れやゴミを取り除き、すすぎと排水を2、3回繰り返して行きます
3.塩素系のクリーナー
ワカメがなかなか消えてくれないという場合、かなり強固な黒カビが発生していると思われます。
そんな時には強力な洗浄力と殺菌力を持つ塩素系のクリーナーを使い、一気に菌とワカメを落としてしまいましょう。
【方法】
1.塩素系のクリーナーを規定量投入していきます。
2.水を高水位迄溜めて「洗い」で 数分運転して行きます
3.数分回してから一旦停止させ、洗い→すすぎ→脱水を行なっていきます。
4.酸素系クリーナー (洗濯槽クリーナー)
4.酸素系クリーナー
ご存知でしたか?一般的に売られている洗濯槽洗剤は酸素クリーナーが主流。
方法はほぼ塩素系のクリーナーと同じですが、お風呂の残り湯など、
ぬるま湯を使うことで泡立ちが良くなり、洗浄力アップにつながっていきます。
【方法】
(縦型洗濯機)
1.酸素系のクリーナーを規定量投入していきます。
2.ぬるま湯を高水位迄溜めて「洗い」で数分運転して行きます。
3.2、3時間ほど時間をおいてからもう一度洗濯機を回していきます。
(ドラム式洗濯機)
クリーナーの種類によっては1サイクル回せば終了、というものもありますが、
そうでない場合は手動と停止を繰り返し、クリーナーが全体に行き渡るようにしていき、浮いてきたゴミをその都度取り除くようにしましょう。
3.賢い予防や対策・お手入れ方法6つをご紹介
「ワカメを発生させないためにはどうすればいい…?」
発生させないための予防や対策、お手入れ方法6つを紹介していきます。
1.洗濯機の蓋を開けておく
これはかなり大事!
蓋を開けることで湿気が溜まりにくくなります。
菌が発生しにくい環境を作るようにしていきましょう。
2.洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯物の入れっぱなしは雑菌の温床に。
長時間洗濯物を洗濯機の中に置かないようにしましょう。
3.フィルターのお手入れはマメに行う
フィルターに溜まったゴミにも雑菌が溜まりがち。
黒カビの栄養源になるものはできるだけ早いうちに取り除くようにしましょう。
4.お風呂の残り湯を使わない
お風呂の残り湯には汚れや雑菌が含まれており、これらを栄養とする黒カビの繁殖を助長するため、残り湯は使わない方が賢明。
どうしても使用したい場合は「洗い」だけにして「すすぎ」では使わないようにしましょう。
5.クリーナーで定期的なお手入れを行う
月に1度は【専用のクリーナー】で、洗濯槽を掃除するようにしましょう。
定期的に清掃を行うことでワカメや臭いの発生率を下げることができます。
6.洗濯用洗剤を大量に入れない
洗濯用洗剤を大量に入れてしまうことで、洗剤が溶け残る可能性が出てきます。
洗剤の溶け残りに黒カビが発生してしまうため、洗濯用洗剤は用量を守り、入れすぎないようにしましょう。
4.洗濯槽から下水臭がしたらどうすればいい?
洗濯槽から下水の臭いがしたことありませんか?
排水溝に排水のために使うホースを直接つないでしまうと下水の臭いが上がってきてしまうことがあります。
対策は「排水トラップ」を設置すること。
この排水トラップは水を排水溝に溜めながら臭いを防いでくれると言う優れものです。
しかし、排水トラップには汚れやゴミが溜まってしまいがち。
月に1度程、定期的に清掃するようにし、臭い対策を徹底していきましょう。
5.ワカメを掃除しても洗濯物が臭いときはどうやってニオイを取る?
ワカメを洗濯しても洗濯物が臭う時はモラクセラ菌が繁殖している可能性も。
モラクセラ菌は皮脂や体の垢などを餌に繁殖していく細菌で、 繁殖してしまうと除去が難しいと言われています。
臭いの対策としては熱湯殺菌。
熱いお湯で菌を滅してしまいましょう。
洗濯物を大きい鍋に入れて熱湯消毒し、洗濯すれば臭いは消えてしまいます。
6.まとめ
今回の記事をまとめて行きますと…
●ワカメの正体は皮脂などを栄養源にした黒カビ
●塩素系、酸素系のクリーナーや重曹を使用して洗濯槽の汚れを落としていく
●様々なお手入れ方法を使いながら可能な限り洗濯槽を清潔に保っていく
●下水臭には排水トラップを使用する
●洗濯物が臭い時は熱湯殺菌
上記のような結果に。
ワカメが発生するのも日々の積み重ねが原因、綺麗にしていくのも日々の積み重ねが必要になっていきます。
洗濯機はどの家庭でも毎日のように利用するため、日常に必要不可欠な家電製品のひとつ。
快適な毎日を送るため、頑張って日々の積み重ねを続けていきましょう