
こんな質問に答えます。
この記事でわかること
ウンナ母斑は、
- 幸せの印・証と言われている!
- そもそもどんなものなの?
- 湿疹やあせもとは別物?
- 確認の仕方
- いつか消えるものなの?
- 治療方法はあるの?どんな方法か
今回はウンナ母斑について解説します。
ウンナ母斑は生まれつき赤ちゃんの後頭部からうなじにかけてできる特有な赤いあざのことを言います。
赤いあざは特に治療はせずに成長とともに消えることが多いです。

と思っているお母さんは多いです。
この記事では赤いあざに気づいて心配になるお母さんのために
ウンナ母斑について知ってもらい、少しでも不安が少なくなるように解説いきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
もくじ
1.【ウンナ母斑】は幸せの印・証と言われている!

ウンナ母斑は別名「コウノトリのくちばしの跡」と言われています。
なんだか神秘的ですよね。
海外ではいくつかの言い伝えがあります。
- 欧米では「コウノトリが、赤ちゃんを落とさないよう大事に運んできた幸せの証」
- また、ヨーロッパでは「天使のキス」と呼ばれており
天使が可愛がったいた子が地上におりてからもすぐわかるように
キスマークの印をつけたとも言われています。
こんな言い伝えがあり、ウンナ母斑は幸せの印・証と言われているのが分かりますね。
2.そもそもウンナ母斑とは何?

定義
- 後頭部からうなじにできるあざをウンナ母斑
- おでこの真ん中にできるあざをサーモンパッチ
と呼ばれます。
この2つ症状を総称して正中部母斑といい、
医学的には単純性血管腫といいます。
新生児の何割に見られるの?
ウンナ母斑は新生児の20~30%に見られます。
4人に1人の赤ちゃんにウンナ母斑がみられるということになります。
できる原因
後頭部やうなじ部分の皮膚にある真皮の毛細血管が増加と拡張をすることで、かぶれのような形の赤あざができると言われています。
明確な原因はまだわかっていません。
3.ウンナ母斑は湿疹やあせもとは別物?
ウンナ母斑は湿疹やあせもとは別物です。
違いはかゆみがあるかによって分けられます。
ウンナ母斑は湿疹やあせも特有のかゆみはありません。
ほかに指で触った時にデコボコした盛り上がりがなく平らなのも特徴として挙げられます。
4.ウンナ母斑の確認の仕方
確認の仕方は簡単です。
指であざの部分を撫でたり圧迫したときに
赤みが一瞬でも消えればウンナ母斑と見分けられます。
しかし、それだけでは不安に思う方もいると思います。
不安な場合は病院に行き医師に診てもらうのが確実なので
気になったら受診するのがいいでしょう。
5.ウンナ母斑はいつか消えるものなの?
ウンナ母斑は1歳から3歳の時に成長とともに消えることが多いです。
しかし、3歳すぎてもあざが残っていて大人になっても消えてない人もいます。
髪で隠れるのでそのまましている人も多いそうです。
6.治療方法はあるの?どんな方法か
ウンナ母斑は悪質なものではないため、治療をせずにそのままにしている人がほとんどです。
3歳すぎてもあざが残っていて、将来的にコンプレックスに
なる可能性がある場合は小さいうちに治療するのがいいでしょう。
あざは成長とともに大きくなるのでその分、治療時間や費用が
かかってしまうからです。
頭髪に隠れていない部分はレーザー治療で治療することが
できます。
症状によっては一回で治療が終わるケースもあるみたいです。
7.まとめ
ウンナ母斑は生まれつきにある赤ちゃん特有のあざです。
そして幸せの印・証だと言い伝えられています。
素敵な表現をされていていいなと思う方もいたのではないでしょうか。
ウンナ母斑を湿疹やあせもと思って治りが遅いなと心配するお母さんもいると思います。
そんなときは見分ける方法を実践してみるのもいいですし
不安なら医療機関に受診して確認することで、その後の対処もすぐにできるでしょう。
ウンナ母斑は治るのに時間はかかるかもしれませんがあまり心配せずに見届けていきましょう。