こんな方におすすめ
- 「【親しい後輩・親しくない後輩】別に、喜ばれる異動メッセージを贈る時の例文が知りたい」
- 「メッセージに差をつける偉人の言葉を教えてほしい」
- 「喜ばれる書き方のポイントや注意点が知りたい」
今回は、後輩が異動する時に贈るメッセージについて解説します。
結論からいうと、相手との距離感を考え、ポジティブな内容にすることが大切です。
ビジネスマンなら、どこかしらのタイミングで後輩が異動になる経験をする方は多いですよね。
実は、その時に贈るメッセージについて、悩んでいる人はとても多いんです!
この記事では、これから後輩へ贈る異動メッセージで悩んでいる人にポイントや例文を解説します。
本記事を参考に異動メッセージを書けば、あなたの後輩に喜んでもらえますよ。
もくじ
1.【異動メッセージ】後輩への例文10選!【親しい・親しくない場合の2パターン】
さっそく、異動する後輩へのメッセージを
- 親しい後輩
- 親しくない後輩
の2パターンで見ていきましょう。
1.親しい後輩
・〇〇くん
△△への栄転、おめでとう。
〇〇くんは仕事を覚えるのも仕事するのも早くて、
私や他の人の仕事を手伝ってくれましたよね。
いつも助かってました。ありがとう。
△△でも、そんな〇〇さんの能力でみんなを助けてあげてください。
また、一緒に飲みに行きましょう!
・〇〇さん
×年間、一緒に働けて嬉しかったです。
〇〇さんはいつもハキハキしていて、
時々どっちが先輩なのか分からなくなるくらいでした(笑)
△△でも、そのリーダーシップを発揮して、みんなを引っ張っていってください。
〇〇さんの△△での活躍ぶりが聞こえてくることを期待しています。
・〇〇くん
この度は、栄転おめでとうございます。
〇〇は飲み込みが早くて、〇〇にとっては頼りない先輩だったと思います。
そんな私だけど、何か困ったときは力になるからいつでも連絡してね。
風邪など引かないように、体に気を付けてください。
・〇〇さん
×年、ありがとうございました。
〇〇さんはいつも1番早く来て掃除してくれてたよね。
おかげで、みんな毎日気持ちよく働くことができました。
△△への栄転は、そんな〇〇さんの努力の賜物だと思います。
△△に行っても、〇〇さんなら大丈夫!
〇〇さんのご活躍を誰よりも期待しています。
2.親しくない後輩
親しくない後輩の場合、敬語ばかりだと少し冷たい印象を与えてしまうかもしれません。
語尾に「~ね」「~よ」をつけると柔らかい感じになりますよ。
・〇〇くん
栄転おめでとう。
頼りない先輩だったけど、一緒に働けてうれしかったよ。
新天地から、〇〇くんの活躍ぶりが聞こえてくることを期待しています。
・〇〇さん
×年間、ありがとう。
いつも明るく元気だった〇〇さんがいなくなると思うと、
寂しい気持ちでいっぱいです。
〇〇さんの△△でのご活躍をお祈りしています。
・〇〇君
×年間、一緒に働けて嬉しかったです。
△△では、今までよりも忙しくなると思うけど、
体調に気を付けて元気に働いてくださいね。
・〇〇さん
△△への栄転おめでとう!
何に対しても一生懸命だった〇〇さんなら、
△△でもきっと大丈夫です。
もし△△の近くに寄ることがあったら連絡するから、美味しいお店教えてね。
・〇〇くん
×年、ありがとう。
〇〇くんの笑顔にはいつも元気をもらってました。
△△に行っても、その笑顔で頑張ってください。
何かあったら気軽に相談してね。
2.後輩への異動メッセージに差をつける【偉人の言葉5選】
「他の人とはちょっと違うメッセージを贈りたいな」という場合、偉人の言葉を引用してみてはいかがでしょうか?
ここでは、人事や働くことにまつわる言葉も含め偉人の言葉を集めてみました。
1.天才とは努力する凡才のことである。
(アインシュタイン:理論物理学者)
「努力して道を開いていく」ことの大切さを、後輩に伝えたい時にオススメです。
2.人間はひとりでいるということは良くない。仕事を一人でするというのは、特に良くない。
むしろ彼が、何かを成就しようとするならば、他人の協力と刺激とが必要なのだ。
(ゲーテ:詩人、小説家)
一人で抱え込みがちな後輩におすすめの言葉。
他の人に頼ることも大切ですよね。
3.何かができる環境にある人よりも、やる気がある人のほうが、事を成就する。
(アルキメデス:数学者)
異動に納得がいかなくても、結局、成功するかどうかはその人次第なのです。
移動先でどのような仕事をして、どのように成長していくかは、後輩のやる気や姿勢次第ということを伝えたい時にオススメ。
4.どんな人間も、自分が思っている以上のことができる。
(ヘンリー・フォード)
「あなたの頑張り次第で、大きなことを成し遂げられます」というメッセージを伝えたい時にピッタリです。
実際、日々小さな努力を積み重ねるだけで、人はすごい存在になっていくものです。
5.人生とは今日一日のことである。
(デール・カーネギー)
日々の仕事に追われて忙しくしていると、なんとなく一日を過ごすようになることもありますよね。
今日という日を大切に過ごし、仕事に真剣に向き合うことの大切さを、メッセージに込めたい時にオススメの言葉です。
3.書き方のポイントは?
異動メッセージを書くときに、気にしてほしいポイントが3つあります。
- いつまでに贈ればいいのか?
- ポジティブな内容にする
- 相手との距離感を考える
一つずつ見ていきましょう。
1.いつまでに贈ればいいのか?
異動メッセージは、異動する2~3日前までに贈りましょう。
本人は異動の準備や引継ぎなどでバタバタしているはずです。
なので、ギリギリになって贈ってしまうと、メッセージに対する返事ができなくなってしまいます。
余裕をもって贈ってあげると後輩の負担も軽くなりますよ。
2.ポジティブな内容にする
異動メッセージは、門出を祝うはなむけの言葉になります。
なので、明るく前向きな内容にしましょう。
「応援する」「いつでも力になる」ということを伝えられると、新しい職場への不安や緊張をほぐしてあげられますよ。
3.相手との距離感を考える
相手との距離感を考えて、いつもとは少しだけ違う文面を書いてみてください。
普段親しい人から贈る場合
普段親しい人から、丁寧な言葉でメッセージが贈られてきたとします。
すると、普段とのギャップもあって何だかくすぐったい気持ちになりますよね。
交流のない人からの場合
逆に、いつもは交流のない人から優しいメッセージが届いたら、もう少し仲良くしたかったな、と思いませんか?
メッセージを書く際には、
- 親しいならすこし畏まって
- 親しくないならすこし柔らかい言葉
でお祝いしてあげると、気持ちが伝わりますよ。
4.確認しておきたい注意点は?
以下の注意点にあてはまっていないか確認してみてくださいね。
- 縁起の悪いことやネガティブ表現はNG
- 言葉遣いに注意
- 話題に注意
それぞれ解説します。
1.縁起の悪いことやネガティブ表現はNG
異動メッセージはお祝いのメッセージですので、前向きで明るくなれるような内容にし、ネガティブな表現は避けましょう。
表現だけでなく、避けた方がいい漢字もありますので紹介しておきます。
「死」や「苦」がよくないことは有名ですが、よく使っている漢字にも縁起が悪いとされているものがあります。
例えば、次のような漢字です。
- 散る
- 朽ちる
- 衰える
- 落ちる
- 失う
- 萎える
- 老いる
- 痛い
- 倒れる
上にあげたものは避けた方がいいでしょう。
特に、
「落ち込む」「失敗する」は意図せず使ってしまいがちなので注意が必要です。
なので、他の言葉に言い換えるなどの工夫をしてみてくださいね。
2.言葉遣いに注意
「親しき中にも礼儀あり」という言葉もあるように、親しいからこそ丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
親しい後輩だと、ついついいつも通りの言葉遣いで文章を書いてしまいがちですよね。
しかし、異動はあくまで会社での出来事ですのでビジネスメールとして丁寧な日本語で書くことが大切です。
丁寧な言葉の方が気持ちも伝わりますよ。
3.話題に注意
メッセージに入れる話題は
- 贈る相手が活躍した
- 相手がいて助かったエピソード
のように、相手のことを褒めたり、認めたりするものにしましょう。
そうすれば、後輩も自信をもって新しい場所へ向かっていけますよね。
逆に、読んだ相手が嫌な気持ちになるものはNGです。
- 失敗した話
- 暴露話
- 恨み、妬み
- 内輪の話
これらの話題は、仲が良くても避けるようにしましょう。
5.後輩をステキな異動メッセージで送り出そう!
もしかしたら、後輩にとってはこれが初めての異動かもしれません。
慣れ親しんだ場所から、初めての知らない場所へ向かう心は、緊張と不安でいっぱいでしょう。
先輩として、少しでもそんな気持ちを和らげて笑顔で送り出してあげたいですよね。
受け取った相手が前を向いて進んでいけるような、ステキなメッセージを作ってくださいね。
時間と手間をかけてあなたが考えたメッセージなら、きっと後輩も喜んでくれるはずです。
そして、これからも良好な関係を続けていくことも大切です。
6.まとめ
後輩への異動メッセージは、親しさに関わらず、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
また、前向きになれるようなポジティブな内容にし、相手が嫌な気持ちになる話題は避けた方がいいです。
細かいようですが、メッセージに使われている漢字にも気を付けてくださいね。
相手は異動の準備などで忙しくしていますので、異動する2~3日前までには届くようにしましょう。
そうすれば、あなたの気持ちがきちんと伝わり、後輩も異動先で頑張れるはずですよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。