この記事では、「高輪ゲートウェイ駅はオリンピックのために作られたって聞いたけど、本当なの?」という疑問を解消します。
また、本当はなんのために作られたのか?について解説していきます。
高輪ゲートウェイ駅はオリンピックのためと言われることもありますね。
しかし本当の目的は、品川周辺の都市開発です。
では、なぜ高輪ゲートウェイ駅が東京オリンピックのために作られたと言われるのでしょうか。
また、都市開発とはどんな計画なのでしょうか。
一つずつ、見ていきましょう!
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高輪ゲートウェイ駅が作られた、背景などが気になる方は必見です。
1.高輪ゲートウェイ駅は東京オリンピックのために作られたと言われるのはなぜ?
高輪ゲートウェイ駅が東京オリンピックにのために作られたと言われることがあるのは、
駅が東京オリンピック開催に合わせて暫定開業に至ったからです。
高輪ゲートウェイ駅は、2020年3月14日に開業していますが、
これは暫定開業で、本開業は2024なんです。
また、東京オリンピックの開催に向けて、高輪ゲートウェイ駅周辺を
パブリックビューイングとして活用する計画がありました。
計画では、パブリックビューイングだけではなく、最新技術を使ったイベントも計画されていました。
このような東京オリンピック関連のイベントに合わせ暫定開業した高輪ゲートウェイ駅ですが、
残念ながら新型コロナウイルス感染症が世界的に流行してしまいました。
そのため、東京オリンピックのパブリックビューイングやそのほかの
せっかく素敵なイベントが予定されていたので、イベントなどは中止となってしまいました。
またイベントができるような状況になったら是非開催してほしいです。
東京オリンピックに合わせて暫定開業したことや、オリンピック関連のイベントが計画されていたことから、
東京オリンピックのために作られたと言われることがあったんですね。
それでは高輪ゲートウェイ駅が作られたと本当の理由について確認していきましょう。
2.高輪ゲートウェイ駅が作られた本当の理由とは?
高輪ゲートウェイ駅が作られた本当の理由は、
品川周辺の都市開発で、「TokyoYard PROJECT」と名づけられています。
このプロジェクトどんなプロジェクトか気になりますよね。
「TokyoYard PROJECT」は、日本をはじめ海外からも先進的な企業と人材を集め、交流の場となり
そこからあらたなビジネスや文化が生まれる、まちづくりを掲げています。
このプロジェクトは、高輪ゲートウェイ駅だけではなく、両隣の品川駅と泉岳寺駅一帯のエリアも含まれているのです。
JR東日本旅客鉄道株式会社の計画では、3つの方針が示されています。
- 方針1
「世界につながり、地域をつなぐ エキマチ一体の都市基盤形成」 - 方針2
「国際ビジネス交流拠点にふさわしい 多様な都市機能の導入 」 - 方針3
「防災対応力強化と C40 が掲げる先導的な環境都市づくり 」
方針1に基づいて、高輪ゲートウェイ駅周辺はデッキが建設が進められ、
品川駅と泉岳寺駅に続いた一体感を感じるようになっています。
方針2に基づいては、文化創造施設やビジネスセンターの建設が予定されています。
文化創造施設には、制作活動を行う若手アーティストの活動の拠点となったり、
図書館や1000人規模のホールが入るようです。
ビジネスセンターには、国際会議が展示イベントが開催できるような先進的なコンベンションセンターが建築予定です。
さらに、海外の方の需要を見越し、多言語対応可能な医療施設や
教育施設を完備した居住施設、宿泊施設も計画されています。
最後に方針3に関して、約1万人収容できる一時滞在施設を設けることで、災害時の帰宅困難者などに備えます。
そして災害時にも使用可能な自立・分散型エネルギーシステムが採用されるそうです。
なかなか大規模な計画ですよね。
3.まとめ
では、高輪ゲートウェイ駅建設の理由についておさらいしていきましょう。
高輪ゲートウェイ駅が作られた理由は「品川エリア一体の都市開発」でしたね。
東京オリンピック開催のために暫定開業したために、オリンピックのために作られたのでは?
と思われていた方もいるかもしれません。
品川エリア一体の都市開発の1つとして高輪ゲートウェイ駅が建設されたのです。
高輪ゲートウェイ駅は、品川エリアの新たな玄関口として
人とまちをつなぐ役割を果たしていくはずです。
駅周辺は今後もますます再開発が進み、海外需要も見越した施設も計画されています。
高輪ゲートウェイ駅の建設から始まった都市開発が今後も進み、新たなまちができあがっていく過程を見ることができわくわくしますね。
本記事が参考になれば嬉しいです。
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