と半信半疑に悩む人がいます。
手順を間違えると柔らかくなりすぎたり、粉っぽさが残る他、絡まってしまい食べづらいなんてこともあります。
そんな時に水で戻せたらどんなに楽でしょうか。
しかし、結論からお伝えすると【水で戻すこともできますが、お湯で茹でないと食べることはできません!】
水で戻した素麺を食べてしまうと消化不良となり、吐き気や腹痛などを引き起こす原因にもなることがあります。
以下では、その理由や美味しく茹でるポイントについても詳しくお話ししていきます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
1.素麺を水で戻すのは可能?お湯で茹でないと食べれないの?
実際に、素麺を茹でずにお水で戻せたら楽チンです。
しかし【水で戻すことは出来ても、それを食べることはできない】ので注意してください!
理由は原料にあるんです。
素麺の原料に使われる小麦粉にはデンプンが含まれています。
このデンプンは未加熱だと胃で消化することができず、消化不良や胃痛・下痢などを引き起こす可能性があります。
加熱をしてデンプンが糊化(水が入ってほぐれた状態)すれば胃で消化ができるようになり、安心して食べることができます。
また水だけでなく、沸騰前のお湯から茹でるのも加熱不十分の危険があるので気を付けましょう。
2.素麺美味しく茹でるためのポイント4選!
「素麺を茹でるのが苦手」という人多いですよね。
もしかすると、正しい方法で茹でられていないからかもしれません。
美味しく茹でるためには
1. 流水で麺を洗う
2. たっぷりのお湯で茹でる
3. 流水でもみ洗いをする
4. 氷水でしめる
この4つが大切なポイントになります。
流れ
1.茹でる前の麺を流水でサッと洗い、表面についている余分なデンプンや油分を洗い流します。
こうすることで茹でる際のふきこぼれや、泡立ちを減らすことができます。
2.茹でる際のお湯はたっぷり用意します。
目安は1人前100g(2束)に対し、1リットルのお湯が必要です。
少ないお湯では麺がくっつきやすく、しっかり茹でることができません。
3.茹で上がったらザルにあげ、流水でにごりがなくなるまでもみ洗いします。
デンプンや油分が残るとぬめりやすいので、ここでしっかり洗い流しましょう!
4.流水でもみ洗いした後は氷水に入れて冷やします。
冷やすことによって表面がグッとしまり、ツルっとこしのある仕上がりになります。
注意点
・しっかりと沸騰してから麺を入れる (水から茹でると加熱不十分になるため)
・お湯に塩は入れない (麺に塩分が含まれているため)
・もみ洗いはにごりがなくなるまで続ける
・氷水で冷やしたらザルにあげる (水に入れっぱなしにしない)
上記のポイントを押さえながら茹でてみてください!
きっと今までとの違いに驚くことでしょう。
まとめ
今回は「素麺を水で戻す」をテーマにお話ししてきました。
・素麺は水で戻すことはできても、お湯で茹でないと食べることができない (デンプンが胃痛や下痢を引き起こす可能性があるため)
美味しく茹でるポイントは
・茹でる前の麺を流水で洗い、余分なデンプンや油分を落としておく
・たっぷりのお湯で茹でる
・茹で上がったら、流水でにごりがなくなるまでもみ洗いをする
・茹でた麺は氷水でサッとしめる
などになります。
茹でるポイントさえ分かれば、素麺はより手軽に食べることができます。
様々なアレンジをしながら美味しくいただきましょう!