

こんな疑問に応えます。
本記事の内容
- 五月雨式の読み方は?
- 五月雨式の意味
- 五月雨式を使った例文2選
- 「五月雨」と「五月雨式」の意味の違いは?
- 類語・言い換え
- 五月雨式を英語で表現すると?
上にあるとおり、今回は「五月雨式に申し訳ございません」について解説していきます。
「五月雨式=さみだれしき」と読みます。
五月雨式は「物事が一度だけでは終わらず、途中で幾度かの中断をはさんでだらだらと続く」という意味を指します。
ビジネスシーンで使われる表現です。

という人は多いです。
私も、初めて目にしたときには読み方や意味が分からず、若干困惑したのを覚えています。
この記事では、「五月雨式に申し訳ございません」の意味やビジネスシーンでの例文、類語や英語表現なども解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。
もくじ(タップすると該当の見出しにジャンプできます!)
こんな方におすすめ
- 「五月雨式の意味をしっかりと理解して、ビジネスシーンで使いこなしたい!」
- 「類語や言い換えと区別して、トラブルを未然に防ぎたい」
- 「具体的な使い方や、相手が使って来た場合の返し方をあらかじめ知っておきたい」
- 「英語での表現も知って、外国人ともスムーズにやり取りしたい」
1.五月雨式の読み方は?

五月雨式は「さみだれしき」と読みます。
五月雨式ってどうやって読むんだろう?と考えてしまいますよね。
私も、初めて目にしたときには読み方がわかりませんでした。
一見あれ?と思う方も多いと思います。
「五月雨式=さみだれしき」と読みます。
ちょっとかっこいい表現ですよね。

2.五月雨式の意味
「五月雨式」とは、
物事が一度だけでは終わらず、途中で幾度かの中断をはさみながらだらだらと続くという意味です。
ビジネス用語として
「五月雨式に申し訳ございません」という言葉があります。
その意味としては
1度だけで連絡が終わらず、長い期間何度も追加して細かく連絡するのをお詫びするということです。
なので、ビジネスでは
「メールを長い期間立て続けに送ってしまってすみません」
という意味で使ったりします。
3.五月雨式の使い方【例文2選】

実際にどんな使い方をするのか、例文を見ていきましょう!
メールで相手に何度か送ってしまう場合
「申し訳ございませんが、五月雨式に詳細をお送りいたしますので、確認お願いいたします」
というように使います。
相手からこのようにメールがあった時の返信は?
「来たものから、都度確認して行きます」
というように伝えるとよいでしょう。
都度確認するということを送信者に返信することで、
「ちゃんと確認しています」と伝えることができるので、
送信者も「良かった。ちゃんと確認してくれている」と安心することができます。
出来上がったのもから順次に送ってきてほしい場合
「五月雨式に完成したものからお送りください」
というようにメールで送信することもあります。
少しずつ確認を進めたい場合などには、上のように伝えるといいでしょう。
4.「五月雨」と「五月雨式」の意味の違いは?
ビジネスメールでは
- 「五月雨式」
- 「五月雨」
と、両方とも使いますが
どちらかが間違っているのでしょうか?
実は、どちらも正しい言い方です。
「五月雨で申し訳ございません」
という表現の意味は、先ほどもお話したとおり
1度だけで連絡が終わらず、長い期間何度も追加して細かく連絡することをお詫びするということです。
謝罪の意味で送ります。
「五月雨式」と書いても「五月雨」とかいても同じ意味合いです。
5.類語・言い換えは?
断続的・・・何度もとぎれるさま。とぎれながら続くさまのこと
連続的・・・切れ目なく続くこと。また、続けることをいう
途切れ途切れ・・・何度もとぎれるさま。とぎれながら続いているさま。
のべつ幕無し・・・たえず続く様子。「幕」は芝居における演技の一段落を指しています。
のべつ・・・休みなく続くさまを表す(副詞)。
引っ切り無し・・・絶え間なく続くこと。切れ目のないさまをいいます
類似語や言い換えの言葉としてはこのような言葉がありますが、ビジネスではなかなか使いませんね。
ビジネス用語でいくと
「矢継ぎ早に」ということがよく使われると思いますが
「五月雨式」とは少し意味が異なります。
先ほどもお話したように、
「五月雨式」の意味は
1度だけで連絡が終わらず、何度も追加して細かく連絡することですが
「矢継ぎ早」の意味は間をおかずに次々と続けざまに事を行うことです。
なので、
【意味】
- 「五月雨式」はだらだら長い期間かかって何度も送る
- 「矢継ぎ早」は短い期間で何度も送る
ということです。
期間の問題で違いがあるので、送る時には期間に注意して使い分ける必要があります。

6.五月雨式を英語で表現するとどうなる?
五月雨式を英語で表現すると、
- I'm sorry to continue sending
- I am sorry I continued for a long time
となります。
中国人ならば、「五月雨式」と漢字書けば、なんとなくイメージで伝わるかもしれません。
でも、それ以外の海外の人に伝えようと英語にすると
五月雨・・・early summer rain
五月雨式・・・May rain type
となってしまい日本語とは少し違う変な言い方になってしまいます。
これでは相手に意味が伝わりません。
なので、「五月雨式に申し訳ございません」を
「続けて送ってしまい申し訳ございません」と意味で言い換えて
「五月雨式」の英語を翻訳すると、
- I'm sorry to continue sending
- I am sorry I continued for a long time
このように出てきます。
英文メールなどを送る際は、上にあるように書いてみたら相手に伝わるでしょう。

7.まとめ
今回は「五月雨式に申し訳ございません」の意味と例文などについて解説していきました。
もう一度、記事の内容をおさらいしましょう。
- 「五月雨式に申し訳ございません」はだらだら長い期間続くことという意味
- 相手に「五月雨式に申し訳ございません」ときたら「順次確認します」と返信するとよい
- 「五月雨式」の類義語はあるがビジネスでつかうときは「五月雨式」を使う
- 期間が短い場合には「矢継ぎ早」という言葉を使うので期間に注意して選択する。
「五月雨式」という言葉をビジネスメールなどで使用することにより、相手を嫌な気持ちにせずに済むことが増えます。
そして、より円滑にコミュニケーションを築くことができるメリットがあります!
もし「五月雨式」になってしまって、相手にとって迷惑になってしまうような時に使用してみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。