近年、ご飯だけではなく様々な調理ができる炊飯器が増え、より簡単で便利なものへと進化しています。
とはいっても生活家電は消耗品。
どんなに大切に使っていても必ず寿命が訪れますが、中には『炊飯器は20年使える!』なんて声もあるようです。
実際にはどうなのでしょうか。
結論からお伝えすると【炊飯器の平均寿命は5~7年ですが、物によっては15年~20年使えることもある】ようです。
いつまでも美味しく炊飯ができるよう、本記事では寿命を伸ばす方法ついても詳しくご紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
1.炊飯器の寿命が20年なのは本当?平均寿命との差は
実際、炊飯器によっては本当に20年使えてしまうものがあります。
実際の平均寿命の5~7年と比べると約15年の差になりますが、どうしてそんなに長持ちするのでしょうか。
その理由は【内釜の使い方・内部のお手入れ・保温機能の使用時間】などにあります。
特に構造上、炊飯器は内側の劣化が進みやすいので、内釜・通気孔・パッキン部分を丁寧に管理する必要があります。
また電気系統の使いすぎにも注意をしてください。
2.炊飯器の寿命を20年にするためには何をすればいい?寿命を伸ばすコツは?
実際に、炊飯器の寿命20年を目指すために必要な方法をご紹介していきます。
1.内釜を傷つけない・熱湯を使わない
内釜が傷つきコーティングが剥がれると、ご飯の炊きムラ・焦げ付きの原因になります。
2.保温機能を長く使わない
保機能は便利ですが、長時間使うと電気系統の劣化に繋がります。
炊き上がったら早めに食べる・冷凍保存をするなど、早めに保温を切るクセをつけましょう。
3.通気孔やパッキン部分をこまめに掃除する
ほとんどの炊飯器は通気孔から蒸気が出ます。
4.まとめて炊飯する
家電は使えば使うほど劣化していきます。
そのため1日に何度も炊飯するのではなく、まとめて炊いて小分けをし、冷蔵や冷凍で保存しておくのがオススメです。
炊飯器は【丁寧に扱い、こまめに掃除し、長時間使用しないのがコツ】になります!
3.買い換えるタイミングはいつ?
炊飯器を使っていて
・電源が入らない
・臭いが気になる
・ご飯がうまく炊けない
・変な音がする
などの症状が出た場合には、買い換えのタイミングです。
電源が入らないはもちろん、
・炊飯時の臭いが気になる
・うまく炊き上がらない
・変な音がする
といった症状が出た際には、内部で故障を起こしていることが多いです。
炊飯器メーカーの保証期間内であれば、修理が可能かどうか聞いてみましょう。
期間外の場合には新しいものの購入を検討してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
炊飯器は適切な方法で使用すれば20年使えることもありますが、
そのためには
・内釜を丁寧に扱う
・内部をこまめに掃除する
・電気を使いすぎない
などの工夫が必要です。
しかしこのような工夫をしていても故障してしまうことがあります。