こんな質問に答えます。
本記事の内容
- リスペクトの反対語はなんていうの?
- リスペクトの反対語!日本語の意味と使い方を解説!
- 【理解を深める】リスペクトの反対語を使った例文5選!
今回は、リスペクトの反対語について解説します。
最初に答えをお伝えすると、リスペクトの反対語は「ディスリスペクト」です。
後半の感想で詳しくお話しますが、私は初めてリスペクトの反対語の一般的な使い方を知ったとき、とても意外でした。
あなたもきっと驚くに違いありません。
この記事では、リスペクトの反対語の意味や使い方、理解を深める例文も解説します。
最後まで読めば、リスペクトの反対語を使いこなせるようになります!
2分で読める内容になっていますので、ぜひ最後までお楽しみください。
もくじ
1.【リスペクト】の反対語はなんていうの?
リスペクトの反対語は「ディスリスペクト」です!
言葉の頭に着く「ディス」は、後に続く言葉を否定形にするはたらきがあります。
同じ「ディス」の使い方をする言葉にはいくつか例があります。
・「ディストピア」・・・ディス+ユートピア:ユートピアではない、暗黒世界。
・「ディスライク」・・・ディス+ライク:ライクではない、好きではない。
・「ディスカバー」・・・ディス+カバー:カバーしない、カバーをとる、発見する。
頭に「ディス」がついた英単語は、セットの言葉の反対の意味ととれば覚えやすいですね。
2.リスペクトの反対語!日本語の意味と使い方を解説!
リスペクトの反対語である「ディスリスペクト」は、日本語として独自の発達を遂げているのをご存じですか?
日本独自ともいえる意味と使い方をご紹介します。
日本語の意味
「ディスリスペクト」は日本語では「尊敬しない、馬鹿にした」という意味があります。
割合でいうと、後者の「馬鹿にした」という意味合いが強いです。
一般的な使い方→「ディスる」
「ディスリスペクト」の頭3文字を取り、日本語の「する」と組み合わせて使います。
「ディスんなよ」「ディスってんな」という感じです。
ラップバトルでは「ディスりあう」など、掛け合いの醍醐味として用いられることもあるようですね。
3.【理解を深める】リスペクトの反対語を使った例文5選!
せっかくディスリスペクトの意味を知ったので、実際にどのように使うのか例文と共におさらいしていきましょう。
・「あの先生の教え方わかりづら」「うわ、それディスってんな」
先生の教え方わかりづらいという意見に対し、それは先生へのディスリスペクトだという返事です。
解説すると大げさな会話に聞こえますが、会話の中でいう「ディスる」はより軽い意味合いで使われます。
・「あいつ仕事おそいくせによくしゃべるんだよな」「ディスいれてんね」
相手を非難した場合にディスると言い換えることが多いようです。
・「お前ってほんと食うよな」「俺の事ディスってんだろ!」
相手を小ばかにしたような発言でもディスっていると同義になることがあります。
・「ラップでディスり合ってみた」
ディスるという行為自体、もともとはラップバトルの文化からきているようです。実はこの用法が一番語源に沿っているかもしれません。
・「今日の服ダサいってディスられたわ」
何かに対しマイナスな評価を付けることもディスるの範囲に入ります。
4.ディスる=ディスリスペクトの略だと知った時の感想
ディスるがディスリスペクトの略だと知ったときは、「まさかこんなところに英語が?」と驚きました。
特に「ディスる」の場合は言葉の意味の要である「リスペクト」が抜けてしまっているため、何を「ディス」る(=否定する)のかがわかりません。
はじめてきいたときは「ディスクジョッキーのことなのかな…」と見当はずれのことを考えていました。
ラップバトルでの罵り合い(ディスりあう)を表すことを考えれば、ディスクジョッキーというのもあながち間違いではないかもしれませんね。
普段何気なく使う言葉にもきちんと由来があるとわかりました。
記事が参考になれば嬉しいです。