

この記事の内容
電波時計の…
- 受信感度を上げる方法3選!
- 電波を受信しやすい環境6つ&しづらい環境6つ
- 電波を受信する仕組みを解説
設定さえできれば自動的に正確に時を合わせてくれる電波時計。
「便利そう」と買ってみたものの、

と困っている方は多いようです。
結論からいうと、その原因は、時計の性能ではなくて外的な要因かもしれません!
この記事では、受信感度を上げる方法と電波が受信しやすい環境・しづらい環境について解説していきたいと思います。

それではどうぞ!
1.【電波時計】の受信感度を上げる方法3選!

1.受信しやすい環境にする
受信感度を上げるためには、時刻を合わせるための電波がスムーズに入りやすい環境にすることが大切です。
そのため、置く場所はなるべく電波を遮る障害物や、ノイズ(雑音ノイズ)の影響が少ない場所の方がいいでしょう。
記事後半で、「受信しやすい環境」をご紹介しますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
2.電池の入れ替え
電池が古い場合、時計として使うことはできても、電波を受信できるほどの残量が残っていない場合があります。
もし電池が新品でないのであれば、一度新しい物に取り換えることで、受信感度を上げることができるかもしれません。
3.受信アプリを使う
電波時計が拾っている時刻に関する電波に似た音を、スマホのスピーカーから流すことで、時刻を合わせることができるアプリがあります。
使い方も簡単なので、もし受信環境を整える事が難しいのであれば一度試してみることをおススメします!
2.【電波時計】が電波を受信しやすい環境&しづらい環境6つ

電波を受信しやすい環境6つ
・見通しの良い屋外
・標準電波送信所のある方角
・窓側
・木造家屋
・晴れの日
・深夜帯
受信しづらい環境6つ
・ビルの中や地下
・テレビ塔や高圧電線、電車の架線の近く
・家電製品の近く(テレビ・冷蔵庫・エアコン等)
・金属の近く
・悪天候の日
・工場地帯や空港の近く
壁や家具など受信の障害になる物や、ノイズを発生させる電子機器類が近くにあると電波時計の受信感度は落ちます。
そういった物からは数メートルほど離れた場所に時計を設置する方がいいかもしれません。
鉄骨造り・鉄筋コンクリート造りに住んでいる方は、なるべく窓側、
それも標準電波送信所のある方向に電波時計のアンテナを向けることで受信感度が改善される可能性があります。
また、電波は水に吸収されやすいようです。
強制受信をする際は、雨や曇りの日よりも晴れている日の、それもノイズの影響が少ない深夜帯の方が拾いやすいかもしれません。
3.電波時計が電波を受信する仕組みを解説
電波時計は、標準電波送信所から発信されている時刻に関する電波を、
受信し解析することで、世界的に定められている標準時と同じ時刻を刻むことができる時計です。
日本の標準電波送信所は、
- 福島県のおおたかどや山標準電波送信所
- 佐賀県のはがね山標準電波送信所
の2か所にあり、メンテナンス等や災害等を除けば、ほぼ24時間発信されています。
電波時計は、この電波を1日1回深夜帯に受信し、時刻のズレなどを自動で調整しています。
メーカーによる違いもあると思いますが、調整にはだいたい2~10分程度かかるようです。
4.まとめ
筆者も電波時計を使っていましたが、時刻が合っている時は非常に便利なものの、
一度時間が狂ってしまうとアナログの時計よりも時刻を設定するのに苦労した記憶があります。
その時は単純に「電池の残量」が原因でしたが、
目に見えない「電波」が問題だった場合、時計の性能を疑うのは仕方がないと思います。
しかし今回調べてみて、外的な要因で時計の受信感度が落ちている可能性もあるのではと思いました。
電波時計の受信感度が悪い時はメーカーや販売店に問い合わせる前にぜひ、
時計の置き場所を工夫したり、受信アプリを利用したりといろいろと試してみて欲しいです。