神社やお寺に、参拝に行った際に購入した古いお守りの処分に困っている方も、多いのではないでしょうか。
今回はそんな古いお守りの処分の方法についてご紹介いたします。
気になる結論からいうと、古いお守りを返すときには、違う神社やお寺でも大丈夫です。
最後まで読めば、古いお守りの処分の仕方の基本を身につけられます。
ぜひ、最後までご覧ください。
もくじ
1.【古いお守り】を返納するのは違う神社やお寺でも大丈夫?
古くなったお守りは、購入した神社やお寺に返納するのが基本です。
でも、引っ越してしまった場合など遠方ので行くのが難しいこともありますよね。
そんな場合は違う寺社に返納することもできます。
神社のものは神社、お寺のものはお寺へお願いします。
しかし、寺社によっては他のところのお守りは受け付けていないこともありますので、必ず確認してから返納するようにしましょう。
また、お寺の宗派が異なる場合も受け取ってもらえないことがあります。
真言宗や臨済宗などそのお寺によって宗派が決まっていますので、確認しましょう。
2.古いお守りを返納する時期やタイミングはいつ?
お守りの効力はほとんどのものが1年間の期限になっていて、次の年には新しいものに取り替えます。
また、受験の際の合格祈願や、出産の際の安産祈願など願掛けの期限が決まっているお守りは、期限が終わってからお返しします。
安産祈願のお守りは生後1ヶ月のお宮参りの時に返納すると良いですよ。
例外として七五三のお守りには「この子を一生お願いします」という意味が込められているので期限がないとされています。
しかし大切なお守りなど、1年で返納するのは忍びないものなどは何年か持っていても良いですよ。
期限にとらわれず、返納したいと思った時に返納しましょう。
3.郵送でもOK?
遠方のため直接は行きにくいけれど、やはり受け取った神社や寺社にお納めしたいときは郵送させてもらってもよいでしょう。
しかし、寺社によっては受け付けていないところもありますので、事前に確認してから郵送しましょう。
その際に返納料を聞いておくのも良いでしょう。
郵送する際には封筒にお守りを入れて、神社の宛てには「お守り在中・お焚き上げ希望」、お寺の宛てには「お守り在中・焼納希望」と書いて郵送しましょう。
お礼のお手紙も添えて送ると良いですよ。
お手紙の内容は、
・大変おせわになりました。
・お焚き上げのほど、よろしくお願いいたします。
・遠方のため、郵送にて失礼します。
など一言添えるだけで十分です。
返納料を入れる時には、現金書留で送りましょう。
4.神社やお寺で古いお守りを処分してもらう方法!
初詣など、多くの人が参拝する時期などには寺社の境内にお守りを返納するための専用の箱が置かれている場合があります。その箱の中へ納めましょう。
全てまとめてお焚き上げしてくれます。
箱がない場合には社務所などに直接尋ねても良いでしょう。
5.返納以外の方法はあるの?2つご紹介!
2つの方法をご紹介します。
・どんど焼き
毎年小正月(1月15日ごろ)に、書き初めや正月飾りなどを持ち寄ってどんど焼きをする地域もあります。
地域によって呼び名が異なる場合もありますが、多くの地域で行われています。
お寺などが主体になっておこなっている地域もありますよ。
お守りもそこで焚き上げてもらうことができます。
普段どんど焼きに参加していない場合には、事前に確認しておくと良いでしょう。
・自宅での処分方法
白い半紙などの紙にお守りを包み、粗塩をかけて燃やしましょう。
しかし、自宅の庭などで燃やすとなると煙も出ますし、ご近所の方に迷惑となることもあります。
そんな時は、白い半紙にお守りと粗塩を包み、可燃ごみとして処分しても良いですよ。
6.まとめ
今回は、古くなったお守りの処分についてご紹介しました。
もし処分に困っているお守りをお持ちでしたら参考にしてみてくださいね。
どんな方法でも、お守りに感謝をして処分してくださいね。