ボイストレーニング ミックスボイス

【ミックスボイス】の判定方法5選【自分で出来ているか確認できる】

悩む人
ミックスボイスが出来ているか、自分で判定・確認する方法を教えてください。

こんな、練習熱心な人の要望におこたえします。

これからお話していく判定方法を試せば、あなたがちゃんとミックスボイスを出せているのか分かります。

 

こんにちは、ひろみちです。

ひろみち
記事の信頼性を示すために、まずは少しだけ僕の自己紹介をさせてください。
  • ボイトレ歴10年
  • 10代の頃に、発声が上手くできず慢性喉頭炎という喉の病気になる→6ヶ月間歌えなくなる
  • その後、ボイストレーニングで慢性喉頭炎を克服
  • 発声練習を頑張って、高音域の限界が1.5倍伸びる
  • メジャーのボーカルオーディションに18回挑戦し、最終ライブ審査進出の経験あり。

ミックスボイスを獲得するまで、数えきれないほどの挫折を経験し、乗り越えてきた僕がお届けします。

こんな方におすすめ

  • 「独学でボイトレをしてるから、ミックスボイスが出せているか確かめたい」
  • 「高い声は一応だせているけど、ちゃんと出せているのかわからない」
  • 「独学でミックスボイスのボイトレを始めたい」

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

それでは、いっしょに見ていきましょう。

 

1.ミックスボイス判定の前に定義を確認

判定の前に、サラッとミックスボイスの定義だけ確認しましょう。

 

じつはミックスボイスの定義は、流派や指導者、本などにより様々あります。

なので、混乱をさけるため、このサイトではミックスボイスを、以下のように定義します。

  • 地声と裏声を混ぜた声
  • 高音域を地声のような質感で、裏返らずスムーズに歌える声

低音域から高音域まで、地声と裏声をスムーズに繋げる声です。

 

2.ミックスボイスの判定方法【自分でできる】

それでは、ミックスボイスの判定方法を見ていきましょう。

実際に読み進めながら、チェックしてみましょう。

 

ひろみち
録音しながら、チェックできたら完璧ですね。

 

判定方法(チェック項目)は、次のとおりです。

  1. 高音で極端に声が大きくならないか
  2. ファルセット(裏声)発声ができるか
  3. スケールを歌う時に裏返らないか
  4. 喉が締まらないか
  5. 低音域と高音域で声質が急に変わらないか

それぞれを解説します。

 

1.高音で極端に声が大きくならないか

高音域で極端に声が大きくなってしまう場合、ミックスボイスができていない可能性が高いです。

 

おそらく、地声が強くて裏声が弱い状態だと考えられます。

 

低音域→中音域→高音域と音が上がっていくとき、声の響きは増していきますが、声の大きさはほとんど変わらないのが理想です。

2.ファルセット(裏声)発声ができるか

ファルセットが出せているかは、とても重要です。

 

ファルセット(裏声)が出せているかは、とても重要です。

 

ミックスボイスを出すには、地声と裏声が同じくらい十分に鍛えられている必要があるからです。

もしも裏声ファルセット(裏声)が出せない場合には、基本的な裏声のトレーニングから取り組みましょう。

3.スケールを歌う時に裏返らないか

スケールを歌う時に、声が裏返らないかをチェックします。

 

低音から高音、高音から低音の両方チェックしましょう。

ミックスボイスは、低音から高音までをスムーズにつなぐ声です。

 

しっかりと身についていれば、スケールを歌う時に低音から高音まで裏返ることなく繋ぐことができます。

 

4.喉が締まらないか・力まないか

音が上がったとき、中音域や高音域で喉が締まらないかチェックします。

 

裏声(を出す筋肉)が鍛えられているか、簡単にチェックできるからです。

 

特に、中音域や高音域で喉が締まってしまう場合、この後紹介する発声練習をこなすことをオススメします。

5.低音域と高音域で声質が急に変わらないか

低音域と高音域で、声質が急に変わらないかも大事なポイントです。

 

理由は、高音域で過剰に力が入ると、以下のような状態になるからです。

  • キンキンとした金切り声
  • 叫ばないと高音が出せない
  • 詰まったような苦しそうな声

低音域から高音域まで歌って、声質が大幅に変わる場合、理想的なミックスボイスを出せていない可能性が高いです。

 

3.ミックスボイスの出し方やコツ

判定方法を試して、ひとつでも上手くできていないものがあったら、ミックスボイスが出せていない可能性が高いです。

 

ミックスボイスを身につける、効果抜群の練習方法を以下の記事で紹介していますので、ごらんください。

ミックスボイスを身につけるには、長い期間がかかります。

最初からミックスボイスができる人なんて、ほとんどいません。

ひろみち
僕も最初は声枯れがヒドイ状態からはじめて、苦労してミックスボイスを身につけました。

 

コツコツと、練習していきましょう。

 

4.まとめ

今回は、ミックスボイスの判定方法について解説してきました。

 

低音から高音域まで、自由に歌えるようになるには、かなりの時間が必要になります。

 

今回紹介した判定方法を試して、上手くできなかったとしても全然恥ずかしく思う必要なんてありません。

ボイトレを始める前の僕は、ひとつもできませんでした。

 

練習が上手くいかずに落ち込むこともあると思います。

だけど、それでもミックスボイスの練習を続けて、ボイトレで成功を掴んでほしいです。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

ひろみち
応援してます。

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