こんな疑問に応えます。
こんな方におすすめ
- 「シマエナガは飼えるのか知りたい」
- 「シマエナガの生態・特徴が知りたい」
今回は、シマエナガについて解説します。
結論からいうと、残念ながらシマエナガは飼うことはできません。
可愛いシマエナガのことを、今よりもっと知りたい!という人は多いですよね。
じつは私もその一人で、色々と調べたことがあります!
この記事では、シマエナガについて知りたい方に向けて、飼うことができない理由や生態、特徴などを解説します。
ぜひ、最後までお楽しみください!
1.シマエナガを飼うことはできるの?
シマエナガは飼えるのでしょうか?
飼えたら、あのかわいい姿を毎日見ることができますよね。
しかし、シマエナガは飼うことができません。
残念ながら「鳥獣保護法」で研究・保護目的以外での飼育は禁止になっています。
違反すれば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。
もし、飼えたとしても基本寒さを好む鳥などでずっと部屋を寒くしていないといけないので飼うのは難しいでしょう。
なので、外などで見るだけで我慢しましょう。
シマエナガは「鳥獣保護法」で、研究・保護目的以外での目的で飼うことは禁止されています。
2.シマエナガの生態を解説!【生息地も】
モフモフでかわいい、雪の妖精みたいなシマエナガについて説明していきたいと思います。
分類
スズメ目エナガ科エナガ属の亜種の鳥です。
大きさ
体長は約14cm、体重は約8gで雀に近い大きさで、日本でもかなり小さいと分類される野鳥です。
8gだと知った時、私は「軽すぎ!」ととても驚きました。
特徴
くちばしが黒く、まんまるの姿に長いしっぽがついているかわいい野鳥です。
頭の一部としっぽが黒く。体が白いのが特徴です。
冬は保温のため、ふわふわのまんまるの形をしていて、
夏は、細く、すっきりとした姿をしています。
寿命
寿命は2~3年ぐらいです。
短命と思われる方も多いかもしれませんね。
しかし、天敵も多いためもともと、野鳥は短命な子が多いのです。
そんな野鳥の中でも、比較的寿命は長いとはいわれています。
生息地
生息地は主にユーラシア大陸に住んでいます。
エナガは日本では北は北海道から南は九州まで生息しています。
日本に生息しているエナガは4種類いて
- 本州・・・エナガ、
- 九州と四国・・・キュウシュウエナガ
- 対馬やユーラシア大陸・・・チョウセンエナガ
- 北海道・・・シマエナガ
となっています。
エナガは基本どこでも見れるのですが、地域によっては
- 色が少し茶色だったり
- 皆さんが思っているようなふわふわではなかったり
します。
今、SNSなどで人気のシマエナガは北海道にだけ生息している亜種です。
あの有名な雪の妖精は北海道の春頃に見ることができます。
基本北海道という寒い地域に生息することによって、本州などのエナガより雪に擬態するため白く、寒いために丸くフワフワなあのようなかわいい姿をしているのです。
3.シマエナガの特徴は?
シマエナガの特徴を見ていきましょう。
名前の由来
名前の由来は体の半分くらいある尾っぽの長さをみて江戸時代に柄の長い柄杓に例えられ、「エナガヒシャク」や「オナガヒシャク」と呼ばれていて、今ではエナガという名前になったそうです。
性格
性格は気性が荒く、とても警戒心が強い、いつも動き回って警戒しています。
見た目とは違い縄張り意識が高く、10羽ぐらいの群れで生活しています。
繁殖期などはいつもよりももっと攻撃的で、縄張りに入ってきた侵入者に対して、
- つついたり
- 追いかけまわしたり
とSNSでかわいいと有名なシマエナガからは想像もつきません。
食べ物
基本的に食べ物は小さな虫を食べています。
その中でも特に「アブラムシ」が大好きです。
鳴き声
基本的には「ジュリリリリ」
警戒時は「ツリリリリ」と鳴きます
繁殖期は「チーチーチー」とオスが鳴きます。
このように、色んな鳴き声を出すんです。
子育て
2月ごろからクモやガの繭、自分の羽などを使い、ふわふわで暖かそうな巣を作ります。
卵が産まれるとメスとオスが交代しながら卵を守っていき、産卵してから2週間でふ化し、2週間後には巣立ちします。
メスとオスが協力して育てるなんて、なんか素敵ですよね。
4.まとめ
今回は、
- シマエナガは飼えるのか?
- シマエナガの生態や特徴
について解説しました。
あんなにかわいいシマエナガ飼えないのはすごく残念ですが、寒い地域の野鳥なので、部屋の中で飼うことは難しいし、警戒心が強いのでおそらく人慣れしないでしょう。
なので、外などで遠くから見て楽しむのがベストです。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!