
それと、吸気発声のトレーニングで失敗(挫折)しない方法や考え方も知りたいです。
こんな疑問に応えます。
今回は、タイトルのとおり以下について解説します。
- 吸気発声のデメリット3選
- 失敗しないで吸気発声の練習を続ける方法や考え方
結論からいうと、吸気発声の主なデメリットは以下の3つです。
- 喉を痛めやすい
- 喉の奥が乾く
- 最初はなかなか上手くできず挫折しやすい
実際、僕の周りを見ても、上記のような理由で吸気発声の練習が続かずに挫折した人は何人もいます。
そして、全員に共通しているのが、上達を焦っていたということです。
もしかしたら、あなたも吸気発声がなかなか上達せずに焦っていませんか?
だとしたら、ぜひこの記事を読み進めてみてください。
きっと、練習のヒントが見つかってモチベーションの維持にも役立ちますよ。
「もうカラオケで惨めな思いをしたくない」という方へ。
自由自在に歌える喜びを手に入れたいなら、始めるのは今しかありません。
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吸気発声のボイトレを現在約5年(2024年11月現在)やってきている私がお届けします。
こんな方は必見です!
吸気発声の練習をやっているけど、
- 「すぐに喉が痛くなって練習が続かない」
- 「喉の奥が乾いてむせる・練習にならない」
- 「なかなか上手く声を出せるようにならないから、挫折しそう・心が折れそう」
1.吸気発声のデメリット【3選】とその理由

記事冒頭でもお話したとおり、吸気発声のデメリットは主に以下の3つです。
- 喉を痛めやすい
- 喉の奥が乾く
- 最初はなかなか上手くできず挫折しやすい
順番に解説します。
1.喉を痛めやすい
特に初心者の方は、吸気発声に慣れていないので喉を痛めやすいです。
普段生活している中では、ほとんど息を吸いながら声を出す機会はないですよね。
なので、吸気発声をすると普段未使用な喉の筋肉に負荷がかかります。
私も、吸気発声の練習を始めてから半年間くらいは、少し長い時間練習するだけで
翌日喉に痛みが出るということが何度もありました。
実際、周りのボイトレ仲間たちも同じように喉に痛みを覚えることがありました。
このように、吸気発声の初心者さんは喉を痛めやすいというデメリットがあります。
2.喉の奥が乾く
喉の奥が乾くというデメリットがあります。
吸気発声をするときには、息を吸いながら声を出すからです。
喉の奥が乾くのは仕方がないことなのですが、
特に、吸気発声のトレーニングを始めたばかりの初心者さんは、よりたくさんの空気が声帯にぶつかります。
吸気発声が上達してきてうまく声が出せるようになってくるにつれて、喉の奥は乾燥しなくなるのですが、
最初はどうしても喉の奥の乾燥が気になって、練習が続かないという人が多いです。
実際、私も最初の頃は喉の奥が乾いて「この練習つづけられるのかな?」と悩んでいたことがあります。
3.最初はなかなか上手くできず挫折しやすい
最初はなかなかうまくできず、挫折しやすいこともデメリットの一つです。
じつは、吸気発声は通常の呼気発声に比べると、上達スピードがゆっくりです。
やはり普段未使用な筋肉を使って声を出そうとするからでしょう。
私も周りのボイトレ仲間たちも、最初はかろうじて声帯に空気がぶつかって「ガラガラッ」と変な声がでる。
という状態から吸気発声トレーニングをスタートしました。
自由自在に歌える喜びを手に入れたいなら、始めるのは今しかありません。
2.吸気発声の練習で失敗しない方法・考え方は?

これまでに解説したデメリットを踏まえて、練習で失敗しないための方法・考え方をご紹介していきます。
具体的には、次の3つです。
- 練習は短時間で集中してやる
- 濡れたバスタオルで口を覆いながら練習する
- 最初はうまくできない・上達スピードはかなりゆっくりだと知る
上記はすべて、私が実践しているリアルなものです。

という方は、ぜひご覧ください。
1.練習は短時間で集中してやる
吸気発声の練習は、短時間で集中してやることが重要です。
理由は、さきほどもチラッと触れたとおり特に最初は喉に負担がかかりやすいからです。
例えば、
- 吸気発声の練習は「1日に合計5分まで」とか
- 1分練習したら、3分以上は休む
といった具合です。
吸気発声の練習を約5年やっている私は、今も2分以上連続して練習することはありません。
それくらい慎重にやっているんです。
吸気発声の練習は、短時間で集中してやることが重要です。
あなたの喉を守ることにつながりますよ。
2.濡れたバスタオルで口を覆いながら練習する
濡れたバスタオルで口を覆いながら吸気発声をするのは、即効性があるのでぜひ次回の練習から
(今練習中なら、この瞬間から)試してみてください。
息を吸う時に、バスタオルを通して湿気が喉の奥を潤してくれるからですね。
速攻かつかなりの効果が実感できるはずです。
私も吸気発声をするときには、1年中濡れたバスタオルを口に当てながら練習しています。
ぜひ、濡れたバスタオルで口を覆いながら練習してみてください。
3.最初はうまくできない・上達スピードはかなりゆっくりだと知る
吸気発声は、
- 最初は上手く出来なくてあたり前
- 上達スピードは呼気発声に比べるとかなりゆっくり
だということを念頭に置くことが大切です。
そうすれば、長い時間を書けてコツコツと取り組むモチベーションが生まれてくるからです。

と、将来あなた自身の発声能力が向上し、今よりも上手く歌が歌えるようになった姿を想像してみましょう。
そうすれば、モチベーションの維持につながるでしょう。
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分かりました!
「最初は上手く出来なくてあたり前」
「上達スピードは呼気発声に比べるとかなりゆっくり」
ということを覚えておいて、コツコツ取り組みます。
3.まとめ【吸気発声はコツコツ取り組みましょう】

今回は、吸気発声のデメリット3選と失敗しない方法・考え方について解説しました。
すべて、吸気発声歴5年の私がお届けした、リアルな情報です。
吸気発声は、上達を焦らずに毎日コツコツと短時間の練習を続けることが、大切なポイントです。
今後の練習のお役に立てれば嬉しいです。
それでは良いボイトレライフを!
「もうカラオケで惨めな思いをしたくない」という方へ。
自由自在に歌える喜びを手に入れたいなら、始めるのは今しかありません。