
今回は、こんな練習熱心な人の要望におこたえします。
※この記事は、現在執筆途中です。随時情報を追記していきますので、お楽しみに。
こんにちは、ひろみちです。

・ボイトレ歴10年
・10代の頃に、発声が上手くできず慢性喉頭炎という喉の病気になる→6ヶ月間歌えなくなる
・その後、ボイストレーニングで慢性喉頭炎を克服
・発声練習を頑張って、高音域の限界が1.5倍伸びる
・メジャーのボーカルオーディションに18回挑戦し、最終ライブ審査進出の経験あり。
ボイトレで数えきれないほどの失敗や挫折を経験し、乗り越えてきた僕がお届けします。
★こんな人は必見です★
- 「閉鎖筋の具体的な鍛え方が知りたい」
- 「ボイトレ初心者です」
読んだ後には、ぜひ実際に声を出して練習してみてください。
それでは、いっしょに見ていきましょう。
1.閉鎖筋とは?

閉鎖筋とは、簡単にいうと声帯を閉じるための筋肉のことです。
声は、喉の奥にある2枚のひだがくっつくことによって生まれます。
僕たちが話したり歌う時に声を出せるのは、閉鎖筋が働いて喉にある声帯(左右ヒダ)が閉じているからなんです。
閉鎖筋は、以下の3種類があります。
- 側筋
- 横筋
- 交錯筋
側筋と横筋、交錯筋のすべてを十分に鍛えることで、声帯を完全に閉じることができます。
そして、効率の良い発声ができるようになるんです。
それぞれを簡単に解説します。
側筋
側筋は、声帯の後ろについている披裂軟骨を、外側に回転させます。
披裂軟骨を外側に回転させて、
2枚のひだ(声帯を)少し近づける働きを持ちます。
横筋
横筋は、披裂軟骨の後ろについていて、披裂軟骨を動かすことで、声帯を近づけます。
さきほど出てきた側近と比べると、より声帯を閉じる力が強いです。
交錯筋
交錯筋は2枚のひだ(声帯)の横にあります。
X字の形をした閉鎖筋です。
交錯筋は強力に声帯を押して、声帯を閉鎖させます。
2.閉鎖筋を鍛えるメリットや効果
閉鎖筋を鍛えると、色んなメリットや効果を得ることができます。
ハッキリとした目的意識を持って練習するためにも、閉鎖筋を鍛える主なメリットや効果を知っておきましょう。
閉鎖筋を鍛えることで、具体的には以下のようなメリットや効果が得られます。
- 声量が上がる
- ロングトーンの獲得
- 表現力の向上
それぞれを解説します。
声量が上がる
声量が上がります。
ボイストレーニングを始める前に比べると、閉鎖筋が鍛えられるので楽に声量を出せるようになります。
ロングトーンの獲得
ロングトーンを出せる時間が長くなります。
声帯をしっかりと閉鎖させることが出来るようになるからです。
ロングトーンを、少ない息でより楽にカッコよく歌うことができるようになります。
表現力の向上
表現力が向上します。
声量のある声や、アタックのある声も出せるようになるからです。
例えば、歌いだしからアタックのあるパワフルな声が出せるようになります。
小さな声と声量のある声を巧みに使い分けることで、あなたの表現力は大幅に上がります。
明確な目的を持つためにも、ボイストレーニングをする時にはぜひ覚えておきましょう。
3.閉鎖筋の鍛え方【ボイトレ・発声練習】
閉鎖筋を鍛える具体的なトレーニングについて、解説します。
1.地声発声練習
地声発声は、閉鎖筋を鍛えるための代表的なボイトレです。
できるだけ息漏れの少ない声で、ハッキリと以下の音を発声してみましょう。
- アー(a)
- エー(e)
- マー(ma) ※できるだけ、深くて太い声で行います。
※お手本の音源は、現在作成中です。完成次第アップロードします。お楽しみに!
2.エッジボイス
エッジボイスのトレーニングは、閉鎖筋を強力に鍛えます。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
⇒【ボイトレ】エッジボイス(ボーカルフライ)で高音が上達する方法
4.まとめ
この記事では、
- 閉鎖筋とは何か?
- 閉鎖筋を鍛えるメリットや効果
- 閉鎖筋の鍛え方【ボイトレ・発声練習】
について解説しました。
声量豊かに楽しく歌えるようになるには、閉鎖筋の鍛錬が必須です。
ぜひ、この記事でお話したことを頭にいれながら、他の記事でも紹介している練習と並行して練習をしてみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです。
