こんな質問に答えます。
この記事の内容
ハムスターの暑さ対策、
- 必須の基礎知識4つ!
- エアコン以外の方法6つ
- 家を長期間空ける場合にはどうしたらいい?
まずは大切なハムスターを暑さから守るためには、次の基礎知識を身につけることが大切です。
- 暑さ対策はいつから?
- 適切な室温と湿度
- 暑がっているサイン
- エアコンを使っていいのか
と悩む人はとても多いです。
この記事では、そんなあなたの悩みを解消します。
最後まで読めば、大切なハムスターを暑さから守ることができるようになります。
それではどうぞ!
1.【ハムスターの暑さ対策】必須の基礎知識4つ!
ハムスターの暑さ対策で押さえておきたいポイントはこちら。
- 暑さ対策はいつから?
- 適切な室温と湿度
- 暑がっているサインは?
- エアコンがベスト
それぞれについてみていきましょう。
いつから対策する?
ハムスターの暑さ対策は人間と同じでOK。
そのため、「今日は暑いな」
と感じたら、その日から暑さ対策を始めましょう。
ハムスターは、人間のように我慢することができません。
光熱費を気にして暑さを我慢してしまうと、ヒトより先にハムスターがまいってしまうことも。
エアコンの送風機能や扇風機で風を循環させるだけでも体感が変わってくるので、上手く活用しましょう。
適切な室温と湿度
ハムスターを飼うのに適した気温と湿度の目安はこちら。
気温20~25℃
湿度40~60%
人間が快適に過ごせる気温や湿度と変わらないですよね。
気温と湿度が測れる温湿計を買っておいて、ハムスターのケージ近くに置いておくと良いでしょう。
ハムスターが暑がっているサインは?
ハムスターは、暑いと感じると水を飲む量が増えます。
給水器の減りが早いと感じたら、それは暑いと感じているサイン。
室温や湿度を確認してみましょう。
ちなみに、あまりに暑いと呼吸が荒くなったり餌をあまり食べなくなったりなどのサインが。
また、お腹を出した仰向けの状態で寝ている時も、かなり暑がっているサインなので、要注意です。
エアコンがベスト?
ハムスターの暑さ対策はエアコンがベスト。
そもそもエアコンは、設定した温度に部屋を調整する役割だからです。
しかも、スイッチを入れるだけで手間がかからず、すぐに暑さ対策できます。
最近は人間も熱中症になりやすく、エアコンの使用を勧めているくらい。
ハムスターも同じように、エアコンで暑さ対策してあげましょう。
2.ハムスターの暑さ対策!エアコン以外の方法6つ
エアコン以外で暑さ対策するなら、この6つの方法があります。
- 保冷剤
- 水を凍らせたペットボトル
- 濡らして使うタイル
- 冷感マット
- ハムスター用クーラーを自作
- 巣箱を陶器製に替える
保冷剤
保冷材はジェル状の柔らかいものより硬いタイプがおすすめ。
ケーキを買った時に付いてくるようなタイプが良いですね。
硬いタイプのほうが、ジェル状に比べると凍らせたときに低くなります。
そのため、できれば硬い保冷剤がおすすめです。
水を凍らせたペットボトル
また、水を凍らせたペットボトルでもOK。
ペットボトルの表面につく水滴をなめて水分補給するハムスターの姿も可愛いですよ。
濡らして使うタイル・冷感マット
グッズとして買うなら、濡らして使うタイルや冷感マットも良いでしょう。
タイルは水分が蒸発する時の気化熱で快適な温度をキープできます。
また、冷感マットは人間でも気持ちよく眠るのに使うことがありますよね。
それと同じで、ハムスターも快適に過ごすことができます。
ハムスター用クーラーを自作
極めつけは、ハムスター用クーラー。
充電式で小さめのファンクーラーでもいいし、クーラーボックスに保冷剤を入れて自作してもいいですね。
巣箱を陶器製に替える
巣箱を変えても大丈夫そうなハムスターなら、陶器製のものが涼しく過ごせます。
巣箱を変えると落ち着かなくなる場合は、元に戻したほうが良いでしょう。
3.家を長期間空ける場合にはどうしたらいい?
旅行や帰省など、長期間家を空けてしまうと、ハムスターのことも心配になりますよね。
- 留守番できるのは何日くらい?
- 出かける前のチェック項目
- 3日以上留守番する場合は?
気になるこの問題について解説していきますね。
ハムスターが留守番できる日数は?
ハムスターが留守番できるのは、1~2日くらい
これくらいなら、多めのお水と餌で過ごすことができます。
暑さ対策のエアコンはつけっぱなしが理想ですが、
冷感マットと保冷材の併用など、できるだけ室温キープをしてから出かけましょう。
出かける前に確かめること4つ
出かける前に確かめておきたいことはこの4つ。
ハムスターを預けられる知り合いはいないか
餌はドライフードを
お水は多めに
できれば遊具は撤去がおすすめ
預けられる知り合いはいないか?
家を空けるのが3日以上なら、信頼できる人にハムスターのお世話をお願いするのも方法の1つです。
連れていきたいという気持ちもありますが、長時間の移動は人間以上にハムスターも付かれてしまいます。
信頼できる人がいるなら、お世話をお願いしてみましょう。
そういった人がいないなら、餌とお水は多めの準備を。
餌はドライフードを
餌はフルーツ類を避けて、ドライタイプのほうが腐敗などの心配がありません。
また、遊具でアクシデントが起きないように、家を空けている間は遊具をいったん撤去しておくと良いですね。
3日以上の留守番はハムスターが危険
3日以上、エアコンを付けずに留守番させると、ハムスターの命にかかわることも。
特に、夏のお盆の時期。
長期間出かけていて戻ってきたら、ハムスターがもう生きていなかったということがわりと多いのだそうです。
3日以上お家を空ける場合は、ペットホテルに預けるなどの対策をしましょう。
最近のペットホテルは、犬や猫以外にさまざまな動物を預けることができます。
近所でハムスターを預かれる施設も、家を空ける前に探しておきたいですね。
4.まとめ
人間のように汗をかくことができないハムスターは、暑さ対策として温度や湿度の管理が大事です。
特に、夏は出かける機会も増えるので、留守になりがちな人も多いはず。
基本的な暑さ対策は人間と同じ。
しっかり涼しさをキープして、一緒に夏を乗り越えましょう。