今回は、先生から生徒への卒業メッセージの例文やコツについて、徹底解説します。
小・中・高・大学の先生のあなた、
卒業メッセージ、生徒さんに何と伝えればいいか迷っていませんか？
ここでは、学校を卒業する生徒さんへ、
先生からメッセージを贈るときの例文やポイントを解説しています。
本記事を読みながら実際に書いてみれば、ステキな卒業メッセージを作ることができます。
たった一言だけでも、コツを押さえれば感動的なメッセージが出来上がるんです。
そして、あなた自身の思いを生徒さんに伝えましょう。
それでは、ご覧ください。
目次（タップすると該当のページに移動できます！）
1．【小学校編】先生から生徒への卒業メッセージ【先生から生徒へ贈る感動の例文やコツ】
６年という長い時間を過ごしてきた場所からの旅立ち。
ということで緊張や不安を感じている生徒さんも多いと思います。
そんな生徒さんの背中をおしてあげられるものがいいのではないでしょうか？
卒業生みんなへのメッセージ例文
みなさん、卒業おめでとうございます。
ぴかぴかのランドセルを背負っている姿が昨日のように感じられます。
そんなみなさんももうすっかりお兄さんとお姉さんですね。
中学校では今まで以上に楽しいことも、大変なこともあると思います。
ですが、この小学校での思い出やお友達がきっとみなさんを支えてくれるでしょう。
これからの中学校生活も自分らしく、楽しんでください。
先生も遠くからみなさんを応援しています。
一人ひとりへのメッセージ例文
もし、一人ひとりにメッセージを送るなら、
具体的な思い出も一緒に伝えてあげると、子供たちも喜びますよ。
例文です。
○○ちゃん、小学校卒業おめでとう。
○○ちゃんはいつもお掃除を手伝ってくれてとても助かりました。
△△君、卒業おめでとう。
△△君が運動会で１番になったときは先生も嬉しかったよ。
たった一言だけでも「いつも自分のことを見ていてくれたんだ。」と感動するとともに、喜んでくれます。
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2．【中学校編】先生から生徒への卒業メッセージ
クラブ活動や受験などが本格化し、
小学生よりも多くの成功と失敗を経験する時期です。
結果までの頑張りを認め、努力を続ける大切さを伝えることがポイントです。
例文
みなさん、ご卒業おめでとうございます。
中学校生活で、たくさんの成功と失敗を経験したと思います。
その経験は、勉強や部活動を頑張ったからこそ出来たことです。
まずは、みなさんのその努力に拍手を送りたいと思います。今日まで本当に頑張りました。
みなさんは義務教育も終え、これからは自分の道を自分で決めていくことになるでしょう。
壁にぶつかったときは、この中学校生活のことを思い出してください。
結果ではなく「頑張った・努力をした」ことそのものを認めるメッセージにすることがポイントです。
3．【高校編】先生から生徒への卒業メッセージ
小中学校とは異なり、一人暮らしを始める生徒さんも多いはずです。
社会人になるにせよ大学生になるにせよ、
一人の大人として扱うことで、成人としての自覚を促しましょう。
例文
ご卒業おめでとうございます。
これでみなさんも、立派な大人の仲間入りです。
高校生活では多くの仲間に恵まれ、たくさんの経験をしたと思います。
この高校での思い出は、これからの多くの場面でみなさんを助けてくれることでしょう。
今までの経験を基に、自分自身で判断し、自信と責任をもってこれからの人生を歩んでください。
このように、一人の大人として扱うメッセージにすることがポイントです。
高校卒業後は、社会人として活躍する生徒さんもいるでしょう。
4．【大学編】先生から生徒への卒業メッセージ
大学卒業は、人生を決める大きなターニングポイントのひとつです。
多くの学生さんが、社会人として社会に出ていくことになるでしょう。
そこで、本人の心に寄り添えるようなメッセージを送ってあげるといいと思います。
例文
ご卒業、おめでとうございます。
これからみなさんは社会人として社会へ羽ばたいていきます。
今まで以上に大変なこと、辛いことが待っています。
そんな時は、この学校で学んだ知識や技術だけでなく、
学生生活で出来た友達や仲間を頼りにして前に進んでください。
また、楽しいことや嬉しいことにも出会うでしょう。
その時の笑顔や感情を、他の人にも分けてあげられるような人であってください。
わたしたちも、みなさんをいつまでも応援しています。
上にあるように、社会に出て大変なことや辛いことに直面した時、心の支えになるようなメッセージにすることがポイントです。
ここまでフォーマルな文を紹介してきましたが、
名言や四字熟語を用いて洒落を効かせてみたりしてもいいかもしれませんね。
そこで、卒業メッセージに活用できそうな名言や四字熟語をいくつか紹介します。
5．名言
名言については、ぜひ先生であるあなたが大切にしている・好きなものを紹介してはいかがでしょうか？
誰もが知っている有名人の名言も、選択の一つとしてアリだと思います。
でも、誰もが知っているような有名人の名言だと、他の先生たちとかぶってしまったりする可能性もあります。
先生であるあなたと長い時間を過ごした生徒へは、ぜひあなたの好きな名言を贈ってはいかがでしょうか？
もちろん、世の中でほとんど知られていない、マニアックなものでもかまいません。
例えば、あなたが好きな漫画の中に出てくる名言などもいいかもしれません。
大切なのは「あなたから贈られた」名言であるということです。
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6．四字熟語
先生から生徒への卒業メッセージとして使える、四字熟語について解説します。
一期一会（いちごいちえ）
意味は、生涯に一度の機会、二度とない。
実は人との出会いだけでなく、様々な経験や物との出会いに対しても使える言葉なのですよ。
大切な出会いだったことを、メッセージに込めることができます。
勇往邁進（ゆうおうまいしん）
恐れることなく、目標に向かって、ひたすら前進することをいいます。
こちらは中学卒業時に、私個人に贈られた言葉です。
一歩一歩しっかり歩んでいく様が、ぴったりだと言われました。
今でも悩んだときや迷ったときにはこの言葉を思い出します。
7．まとめ【先生から生徒への卒業メッセージは一生モノ】
ここまで小・中・高・大学別に、先生から生徒への卒業メッセージの例文とポイントについて見てきました。
卒業といっても就職や進学など、進む先は人それぞれです。
先生から生徒さんへ卒業のメッセージを贈るときには、一人ひとりにあった言葉を選んであげてください。
生徒さんのことを考えて作ったメッセージなら、きっと相手の胸に残るはずですよ。
大げさではなくて、先生から生徒への卒業メッセージは一生モノです。
少しでも参考になれば嬉しいです！
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