こんな質問に答えます。
この記事でわかること
ヤモリについて、下記を解説。
- なつくの?人に慣れさせるにはどうしたらいい?
- どんな爬虫類なの?
- 触るときの注意点2つ!
- 捕まえる方法
- 飼うのに必要なもの5つ!選び方のポイントも解説
今回はヤモリについて解説します。
結論からいうとヤモリは繊細で臆病な生き物のため、なつきません。
と思ったあなた。
まだ諦めるのは早いですよ!
人に慣れさせることはできます。
と心配する人は多いんですよ。
ヤモリにとってリラックスできる環境を作ってあげることで人に慣れてもらうことが大切です。
この記事では、ヤモリを飼うときのお役立ち情報を解説します。
飼ってみたい方、ぜひご覧ください!
もくじ
1.【ヤモリ】はなつくの?人に慣れさせるにはどうしたらいい?
記事冒頭で、ヤモリは人になつく生き物ではないとお伝えしました。
それはヤモリなどの爬虫類の習性が関係しています。
爬虫類は卵からふ化した時からお母さんが子育てするわけではなく
ひとりで生きていく生き物だからです。
ヤモリが安心できる環境を整えることと
気長にお世話することでヤモリの警戒心をなくし
人に慣れてもらうのがいいです。
時間はかかりますが、毎日ヤモリの世話をしていくことで
少しずつ慣れてもらう必要があります。
【あわせて読みたい】オススメ関連記事!
2.ニホンヤモリはどんな爬虫類なの?
生息地
ニホンヤモリは日本中広く生息し
田舎だけではなく都心部でもよく見られます。
また、朝鮮半島にも分布しています。
食べるもの
ニホンヤモリはコオロギやミルワームなどの生きている虫を
好んで食べます。
それはヤモリが肉食の爬虫類だからです。
餌は1週間に2回ほどで毎日は与えなくて大丈夫です。
子供のヤモリはケージの中に小さめのコオロギを
2~3匹おいておくのがいいでしょう。
ミルワームはコオロギに比べて脂肪分が高いため、
与えすぎないよう注意が必要です。
【あわせて読みたい】
【ヤモリの出る家】ではゴキブリを食べてくれる?意外な真相を解説!
性格
ニホンヤモリは夜行性のため日中は基本動かず物陰に隠れて
夜中人が寝静まってから行動します。
繊細で臆病なため、警戒心もあり人に対して
強くストレスを感じてしまう性格だからです。
ヤモリとの行動時間が違うため、動いてる姿をみたい思いで
動かしたり、触ろうとするとストレスを感じますので
注意してください。
ニオイ
ヤモリに限らず爬虫類のニオイはさほど気にならない程度で
不快な感じはありません。
しかし、フンのニオイはきついです。
別の場所にフンを落とした場合、匂いがとれるまで時間がかかります。
あとは餌の食べ残しからもニオイが出ることもあります。
生餌を与えている場合、虫の死骸からツンとしたニオイが発生します。
なので、フンの処理や食べ残しの片付け、そしてケージ全体の掃除などとこまめに掃除をすることがベストです。
値段
値段は約2.500~3.000円です。
ニホンヤモリを「取り扱っているお店」が少ないため、
入手するのに難しいかもしれません。
3.ヤモリに触るときの注意点2つ!
ヤモリは人慣れをすることによって手に乗せたり、
触ったりすることができます。
このことを「ハンドリング」といいます。
ハンドリングをする上での注意点を説明します。
長時間のハンドリングはNG
人に慣れているヤモリでも「長時間のハンドリング」は
ストレスになりますので短時間に行うようにしましょう。
かわいいと、つい「長時間触っていたい」となりますが、
そこはグッとこらえます。
後ろから掴まない
視覚外から急に掴まれるのはヤモリにとってはストレスになります。
ヤモリの視覚に入るようにして優しく触れるのがいいです。
4.ヤモリを捕まえる方法
捕まえる方法としてペットボトルトラップがいいです。
一度入ったら逃げられないような仕組みを作ります。
1.ペットボトルを下から2/3を切ります。
2.切ったペットボトルの底にコオロギなどの餌を入れます。
3.ペットボトルの飲み口部分をヤモリが逃げないよう狭く加工して
餌を入れた部分に下向きになるよう差し込みます。
明かりが近くにある家の外壁や電柱の下、暗い場合はライトも一緒に
作ったペットボトルトラップを置いてください。
放置すると逃げてしまうので2~3時間ごとに確認すると良いでしょう。
5.ヤモリを飼うのに必要なもの5つ!選び方のポイントも解説
1.飼育ケージ
ケージはヤモリのからだより一回り以上大きいものを選ぶようにしましょう。
壁を登り習性があるので蓋つきが良いです。
2.床材
床材はキッチンペーパーを使用します。
理由は簡単に取り替えられるからです。
他では土や砂を敷くケースもあります。
ケージの見た目は良くなりますが掃除が大変な面があります。
3.シェルター
夜行性のヤモリは日中、隠れられる場所が必要となります。
シェルターは必ず準備してください。
爬虫類用のシェルターなど市販のものもありますし
植木鉢のかけらでも代用することができます。
脱皮をするときに【ざらざらしたもの】があると便利ですので
木の枝などがあるといいかと思います。
4.保温器具
ヤモリは寒いのが苦手です。
ケージの温度は25~30℃くらいを保たなければいけません。
寒いときはパネルヒーターなどの器具を使い温度調整をするようにしましょう。
5.霧吹き
ヤモリは器に入った水を飲むことが少ないです。
ケージの壁に1日2回朝晩と霧吹きをかけることで
そこについて水滴を飲んでくれます。
6.まとめ
ヤモリを飼育するうえで餌の管理や保温調整など大変なことは多いかもしれません。
なつくことは難しいですが、慣れることによって見せてくれる表情や行動があると思いますので
気長にヤモリと向き合ってみてください。