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生活

【意外】ワイシャツの男女の違い!ボタン位置が逆になった説や歴史6つを解説

今回は、男女のワイシャツの違いを解説します。
結論から言うと、ボタンが逆に付けられています。

職場や学校に着ていくことが多いワイシャツ。


これ1枚を着るだけである程度ピシッとかっこよく見えるので、出勤時に着るものに迷ったときには私もよくお世話になっています。


そんなワイシャツですが、性別で作りに違いがあることをご存じでしょうか。

 

本記事では、男女でワイシャツの作りが違う理由を解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。

1.【ワイシャツ】男女の違いは?

まず、男女のワイシャツの違いは、ボタンが左右逆に付けられています。


男性用は自分からみて右側に、女性用は自分からみて左側にあります。

 

気になって、家族のものを全部確認してみましたよ。

 

確かに逆になっていました!


この間、アイロンをかけているときに感じた違和感はこのせいだったのかもしれません。


どうして作りを変えたのか不思議ですね。

 

2.ボタンが逆なのはなぜか?男女別の説

男女で逆になっている理由には、6つの説があります。


男女別の理由を、それぞれ3つずつ解説していきますね。

 

※右利きの人の方が多い、という前提でお話していきます。

 

・男性3つ

男性の3つの説です。

 

1.自分で着るときに留めやすい

シンプルに、服を着脱しやすい作りにしたということです。


後でお伝えしますが、女性は人に着せてもらいました。

 

男性は自分で着るので、右利きの場合、右ボタンの方が着替えやすいので今の形になったという説があります。

 

2.銃を持つため

右手で銃を持つため、左手でボタンを外しやすいような作りになったという説です。


狩りが一般的に行われていた時代だったので、銃を持つ機会があったようです。

 

3.剣を抜きやすくするため

先ほどの銃と同じ理由です。


右利きの人の方が多いので、右手で剣を持つ人が多いのでしょう。


男性の場合は武器を扱いますから、それに合った形が考えられていますね。

 

・女性3つ

次は女性の説3つです。

 

1.使用人に着せてもらうため

最初、ボタンのある服はまだ貴族や富裕層の人たちしか着ていなかったそうです。


ボタン自体が、高級品だったようです。


そして富裕層の女性は、使用人に着せてもらうという習慣がありました。


そのため、前から留めやすいように逆にしたという説です。

 

2.乗馬しやすいため

当時は馬にまたがらず、横座りで乗馬していました。


体の右側を前にして座る人が多かったようで、前からの風が服に入らないようにしたという説があります。

 

3.授乳しやすいように

右利きの場合、赤ちゃんにミルクを飲ませるときは、赤ちゃんを左手で抱えることが多いです。


右手でボタンを外してスムーズに飲ませられるように、考えて作られたという説です。

 

以上が、ボタンの場所が違う理由の6つの説でした。


昔は性別で生活スタイルが違うこともあり、合わせて服の作りも変えたのですね。

 

しかし今は使用人に着せてもらうということはなく、女性も自分で着ます。


一緒の作りにしても問題ないような気はするのですが、昔からの習慣が残っていて今でもそのままなのでしょうね。

 

3.男女兼用のYシャツのボタンの位置は?

性別で作りが違うことはわかりましたが、今では男女兼用の服も販売していますよね。


そのような服の場合、ボタンはどこに付いているのでしょう。

 

結論、右側にあることが多いようです。


男性用と同じ作りですね。

 

しかし、これは男性が優遇されているというわけではありません。
ただ単に、その方が着脱しやすいという理由が大きそうです。

 

今ではメンズの服を女性がゆるく着こなすファッションもありますし、男の人でレディースを着ている方も普通にいますね。


SNSでも、そのようなファッションを紹介するアカウントが多数ありますし、実際に私も参考にしています。

 

他の人が着ている服を見て、「この服は男性用かな、女性用かな」なんて考えることもありませんよね。


今はボタンがどこに付いていようが、気にする人は少ないのではないかなと思いました。


結局、自分が好きな服を着るのが1番ですね!

 

4.ボタンの位置が定着した時期

ボタンの位置が定着したのは19世紀ごろだと言われています。


ボタンの大量生産が可能になったことに加え、人気ファッション雑誌が左ボタンの女性服を掲載したことがきっかけです。

 

もともとヨーロッパでは、13世紀ごろからボタンはありました。


ただこの時代のものは、今とは見た目も役割も少し違ったようです。


着脱のためというよりは、ジュエリーのような感覚と言えます。

 

この時代のボタンは、貴族や裕福な人たちが身に付けるものでした。


それは金や銀、パールなどを使ったキラキラしたものが多く、洋服のあらゆるところに付けて楽しんでいたようです。

 

そこから19世紀に入ると大量生産ができるようになり、富裕層だけではなく一般市民が着る服にもボタンが使われるようになりました。

 

さらに、この頃にアメリカの人気ファッション雑誌「ヴォーグ」が左ボタンのおしゃれな女性服を掲載し、世界中に広がることになります。


前にお伝えした「男女でボタンの位置が違う6つの説」と合わせて、雑誌での掲載も後押しして、19世紀ごろには左ボタンが女性用だと定着したようです。

 

今も昔も、ファッション雑誌の影響力はすごいですね!


今では当たり前に付いているボタンも、一般的に使われ始めてからはまだ150年ほど。
意外と歴史は浅いのだなと感じます。

 

まとめ

・男女でボタンの位置が逆
・当時の暮らしに合わせて作られた
・男女兼用のものは右側にあることが多い
・今の形が定着したのは19世紀ごろ

以上、男女のワイシャツの違いについて解説しました。


性別で違いがあることは何となく知ってはいましたが、その歴史的背景も合わせて知ると面白いですね。


今度着る機会があったら、この話を思い出してみてくださいね。

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