こんな質問に答えます。
この記事の内容
- 桜の木を庭に植えてはいけないと言われる理由【縁起編】3選
- 桜の木を庭に植えてはいけないと言われる理由【現実問題編】5選
今回は、「桜の木を庭に植えてはいけない」と言われている理由について解説します。
結論から言うと、桜の木を庭に植えるのは個人的にはあまりおススメしません!
様々なデメリットがあるからです。
と疑問に思っている人は多いです。
この記事では、桜の木を庭に植えてはいけない理由とデメリットを解説します。
最後まで読めば、あなたの疑問はスッキリ解消するでしょう。
それではどうぞ!
1.桜の木を庭に植えてはいけないと言われる理由【縁起編】3選!
1.咲いた後にすぐ散る
桜の花が、一斉に咲き誇るとすぐに散っていきます。
その花の盛衰の様子は、古くから「物事の失敗」や「衰退」などと関連付けられ、「縁起が悪い」と思う人もいるようです。
2.不吉とされている
地域によって桜は神聖なものとされ、その下に墓地を作ることもあったようです。
墓地によく植えられている木であるため「人の死」を連想させ、「不吉」なイメージがついたのかもしれません。
3.死体が埋まっている?
「桜の木の下に死体が埋まっている」という都市伝説について調べてみたところ、
明治時代に発刊された小説が元ネタで、実際にそのような事件があったという情報は得られませんでした。
桜の花言葉や風水は決して悪いものではありません。
しかし上記したような桜の木や花のマイナスなイメージや噂が、どこか桜を恐ろしい印象にさせ、
その結果、庭木としては「縁起が悪い」「不吉」と言われているのかもしれません。
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2.桜の木を庭に植えてはいけないと言われる理由【現実問題編】5選!
桜を庭木にするデメリットを5つご紹介します。
虫がつきやすい
はじめに、害虫の多さです。
桜は害虫がつきやすい木として有名です。
その代表としてアメリカシロヒトリなどの毛虫やハバチ、アブラムシ類が桜の木を好み、年中を通して害虫対策をする必要があるそうです。
土地の養分を吸いすぎて他の植物が育たない
桜の木を植えると、他の植物が育ちにくくなると言われています。
これは諸説あり、例えば桜が土の養分を吸い取り、痩せた土地にするというものや、
桜の葉や根から他の植物の成長を阻害する物質を出したりするというものがあります。
いずれにせよ色々な植物のガーデニングを楽しみたい方のお庭には向かない庭木かもしれません。
成長しすぎる
3つ目は、大きさです。
桜は小さい品種でも1~3メートル、大木になる品種ですと、数年で約5メートルの高さになります。
そのため桜の木を育てるためには、6畳分程のスペースが必要と言われています。
また、桜は枝を切ってはいけないと言われています。
これは桜が傷に弱く、切り口から腐る可能性があるからだそうです。
そのため、剪定である程度の大きさを維持するというのは他の樹木より難しくなってくると思います。
落ち葉掃除が大変
4つ目は花や葉の掃除が大変!です。
桜は
- 春に花が咲く
- 夏に葉が茂る
- 秋になると紅葉
- そして冬にそのすべてが落葉
します。
四季を楽しませてくれる桜ですが、春の花びらの掃除もさることながら、花びら以上に「大きさも量もある葉」を掃除するのは、大変だと聞きます。
落ちた花びらや葉によって、ご近所トラブルになることもあるそうです。
建物に被害を与える
最後に、桜の木は家や道路を傷つける場合があります。
桜の木は広い範囲に根を張ります。
そのため、家に近い場所に植えると家の壁や基礎が傷つくことも、
歩道に近い場所に植え、歩道の舗装が桜の根によって隆起してしまう場合もあります。
3.まとめ
古くから親しまれてきた日本を代表する樹木の一つである「桜の木」ですが、
「その美しさを庭で楽しもう!」となると、あくまで個人の感想ですが初心者ではハードルが高そうな樹木だと感じました。
地植えの場合一度植えてしまうと、植えなおすことも難しく、大きく成長した木ですと伐採の労力も費用もかかります。
地植えにするのであれば大きくならない品種を選ぶか、または地植えでなく鉢や盆栽で桜を楽しむという方法もあるのではないでしょうか。