こんな質問に答えます。
この記事の内容
- 【猫柳】を庭に植えてはいけないと言われる理由は?
- 【体験談も】猫柳を庭に植えると実際はどうなるのか?
- 猫柳の育て方を解説
今回は、猫柳を庭に植えてはいけないと言われている理由について解説します。
結論からいうと
- 「植えてはいけない」と言われる理由は迷信やイメージがあるから
- 猫柳は初心者でもハードルの低い育てやすい樹木!
です。
気になる理由について、この後一緒に詳しく見ていきましょう!
春になるとフワフワの花を咲かせて春を教えてくれる猫柳ですが、
という人は、けっこう多いです。
この記事では、「猫柳を庭木にしたいけどどうすればいいのか…」と悩むあなたに必要な情報を解説します。
わずか1分42秒で読める内容ですので、ぜひ最後までお楽しみください。
1.【猫柳】を庭に植えてはいけないと言われる理由は?
冒頭でもお話したとおり【迷信やイメージが原因】で植えてはいけないと言われることがあります。
詳しく見ていきましょう。
開花時期がお彼岸と被る
猫柳の花はアレンジメントや生け花によく使われていますが、開花時期が春のお彼岸と被るため、地域によってはお供え用の花として利用される事もあるようです。
このためお墓や仏壇に供える花としての印象がある人には、「猫柳を庭に植えるなんて…」と思われてしまうのかもしれません。
凶木の柳のイメージがある
また、柳の木は庭木としては凶木とされています。
ヤナギ科である猫柳には、柳のようにマイナス印象な花言葉はありませんが、
柳のイメージに引っ張られて、
「縁起が悪い庭木」だと思われている可能性もあります。
2.【体験談も】猫柳を庭に植えると実際はどうなるのか?
悪いことは起こるのか?【体験談】
「猫柳を庭に植えて、実際に悪いことが起こった」という話は聞いたことはありません。
少なくとも私の周りでは今までなかったです。
やはりイメージなどの問題なのでしょう。
ですが、迷信などを気にする人は、庭に植えるのは避けた方がいいでしょう。
庭に植えるなら、楽しめる方がいいに決まっていますからね^^
季節を楽しめる
季節によって表情を変える猫柳は、庭木にすれば春には花を、夏には新緑を、秋には紅葉を楽しむことができます。
丈夫な木なので放置していても育つようですが、成長が早く、たった1年で枝も根も張り、大きくなるようです。
3.猫柳の育て方を解説
1.場所
野生の猫柳は、川辺などの湿った場所に自生しています。
そのためどちらかというと湿り気があり、日当たりのいい場所を好むようです。
また風通しのいい場所であれば、ウドンコ病やさび病対策になります。
また、ヤナギ科の猫柳は柳同様根が広がりやすいという意見を目にします。
根が外壁や塀を壊さないように、なるべく建物から離れた位置に植えた方がいいのかもしれません。
2.土の質
砂質の土よりも、水持ちのいい粘土質の土を好みます。
水はけがよすぎる土質であれば乾燥し、枯れてしまう場合もあるので注意してください。
3.肥料の有無
肥料に関しては、発育状態が悪い場合に限り、2月頃株元に有機質肥料や化成肥料などを与えるといいようです。
しかし生命力が強い木なので問題がなければ、そこまで気にかけなくても良いようです。
かえって与えすぎてしまうと成長しすぎてしまうので注意が必要です。
4.水やり
地植えであればさほど気にかけなくても大丈夫なようです。
ただし上記した通り水はけがいい土や、夏場で極度に土が乾燥している場合は水をしっかりあげてください。
5.植え付け・植え替え方
植え付け・植え替えは、休眠期である11月~3月にします。
根鉢の2倍ほどの大きさの穴を掘り、水はけがよく痩せた土地であるならば、植穴を掘った土に腐葉土や赤粘土を混ぜて植えてください。
植え付けをしたあとはたっぷり水をあげてください。
4.まとめ
春の到来を告げる猫柳の花は、見た目も可愛らしく、アレンジメントや生け花にして楽しむこともできます!
花の色も、銀白だけでなくピンク色に金色、灰色、黒色と様々な種類があるので、家の外観や自分の好みに合わせて選ぶことができます。
大きく育っても3メートル程にしかならない低木なため管理がしやすく、剪定を行うことで、根の成長も抑えることができ、樹形も綺麗に保つことができるようです。
なにより猫柳は花束に入っていた枝を水につけるだけで根を生やすくらい生命力の強い木です。
春先の新芽につくアブラムシや湿気によって発生する病気に気を付けていれば、
ちょっとやそっとのことでは枯れない、ガーデニング初心者にもハードルが低い手がかからない樹木のように思いました。