
こんな悩み、ありませんか?
実際、学級目標を考えるのってけっこう難しいんですよね。特に子どもたちに「主体的に考えさせよう」と思うと、先生や保護者もアドバイスが必要になります。
そこで今回は、学級目標のキャッチフレーズ例を学校別に18個ずつご紹介します。
また、後半では
キャッチフレーズを作るときのポイント
作成時の注意点 なども紹介します。
1.学級目標のキャッチフレーズ例18選!【小学校・中学校・高校】別
さっそく具体例を見ていきましょう!
【小学校編】キャッチフレーズ例18選
小学生には**「わかりやすく、口に出しやすい言葉」**が大切です。
以下は私が実際に子どもたちと関わる中で使われたもの、提案されたものを元に選んでいます。
- 遅刻をしない
- 思いやりをもって行動しよう
- いろいろなことにチャレンジしよう
- 仲間を大切にしよう
- 努力・友情・元気
- みんな仲良くたのしいクラス
- きらきら笑顔で一日をはじめよう
- まずはやってみよう!
- あいさつ日本一のクラスに
- 心をひとつに、力を合わせて
- ちがっていい、ちがうからいい
- できないを、できた!に
- 「ありがとう」を大切に
- 一歩ずつ、まえへすすもう
- えがおがあふれるクラスに
- やさしさリレー、つなごう
- ぼくらのクラスはチャレンジャー
- できることからコツコツと
以前、クラスで「えがおがあふれるクラスに」という目標を立てたことがあります。
学期末のふり返りで、「毎朝、○○ちゃんの笑顔を見ると元気が出る」と話してくれた子がいて、このキャッチフレーズの効果を感じました。
【中学校編】キャッチフレーズ例18選
中学生には、四字熟語や英語を少し取り入れたスタイリッシュな表現も人気です。
- 一致団結
- 前進
- 一日一膳
- 有言実行
- Try & Jump
- 認め合い、支え合い、高め合い
- 心をつなぐクラス
- できる!やれる!きっとできる!
- Be your best
- 全員主役
- 変える勇気、支える気持ち
- Respect & Challenge
- 一人じゃない、仲間がいる
- 継続は力なり
- あたりまえを、きちんと
- Keep Growing
- 笑顔でつながるクラス
- Let’s Make Our Best Year!
学級会で「全員主役」という目標を生徒が発案しました。
「目立たなくても、誰かの役に立っているってことを忘れないようにしたい」という想いに、クラス全体がうなずいた瞬間を今でもよく覚えています。
【高校編】キャッチフレーズ例18選
高校生には英語表現や語呂の良さ、ちょっとひねりのある表現が人気です。少し大人びた言葉を選ぶのもコツ。
- one for all, all for one
- let's enjoy our lives
- 一笑懸命
- 常笑、常勝、常昇
- 徳~規則正しい学校生活を送る
- もっと Keep Active, Keep Positive, Keep Going
- 青春100%
- 誰かの光になろう
- Choose Kindness
- 今日も誰かの理由になれ
- All or Nothing
- Never Give Up!
- 明日は今日の努力でできている
- 想いをひとつに
- やればできる!やるしかない!
- 信頼こそチームの力
- Go Beyond Limits
- 未来を変えるのは今の自分
「Choose Kindness」を掲げたクラスでは、何気ない優しさを褒め合う文化が生まれました。
お互いを「気づいてくれてありがとう」と言い合う姿に、学年の先生たちも感心していました。
2.学級目標の決め方のポイントは?
目標は「決める」だけでなく、「納得してみんなで共有する」ことが重要です。
● 子どもたち自身に考えさせる
まずは1ヶ月ほどクラスで過ごしてから、「うちのクラスのいいところ、もっとよくしたいところ」を出してもらいます。
ここで大事なのは、教師が結論を出すのではなく、子どもたちに言葉を与えるサポートに徹すること。
● 話し合いを大切に
みんなで意見を出し合う中で、自然と「このクラスらしい言葉」が浮かび上がってきます。
少し時間はかかるかもしれませんが、全員が納得して口に出せるキャッチフレーズこそ、真の学級目標です。
3.学級目標を作るときの注意点!
● 年齢に合った言葉を使う
たとえば、「〜したいです」は弱く感じることがあります。
→「〜しよう!」「〜を目指す!」など、言い切る表現にするとぐっと引き締まります。
● ネガティブな言葉を避ける
×「いじめをしない」
○「みんな仲良く」「思いやりを持つ」
など、ポジティブな言い回しに。
保護者の目にも触れるものなので、前向きなイメージを与える表現が安心です。
4.まとめ
学級目標のキャッチフレーズは、その学年の雰囲気・子どもたちの想いを反映する大切なキーワードです。
今回は、例を多めに紹介しましたが、どの言葉に共感するか?
自分たちの理想のクラス像と合っているか? を意識しながら、ぜひ子どもたちと一緒に考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!