
今回は、こんな意欲あふれる人の要望にお応えします。
※この記事は、現在執筆途中です。随時情報を追記していきますので、お楽しみに♪
⇒2021年02月15に、腹式呼吸の練習を追加しました。
こんにちは、ひろみちです。

・僕はボイトレ歴10年
・10代の頃に、発声が上手くできず慢性喉頭炎という喉の病気になる→6ヶ月間歌えなくなる
・その後、ボイストレーニングで慢性喉頭炎を克服
・発声練習を頑張って、高音域の限界が1.5倍伸びる
・メジャーのボーカルオーディションに18回挑戦し、最終ライブ審査進出の経験あり。
ボイトレで数えきれないほどの挫折を経験し、乗り越えてきた僕がお届けします。
独学でのボイトレに限界を感じて、教室に通い始めた僕の体験談もあります。
少しでも参考になれば嬉しいです。
★こんな人は必見です★
「独学のボイトレは効果あるの?」
「これから独学でボイトレをやりたい」
「独学でボイトレや続けてきたけど、限界を感じている」
僕は、ボイトレ教室に通っていた2年間を含めると、独学で10年間ボイトレをしてきています。
実際に僕が練習してきて、「これは効果抜群だな」と感じている方法も含めてお話していきます。
ぜひ、最後まで読んでそして実践してみてください。
1.独学でボイトレをするメリット


という方のために、ボイトレを独学で行うメリットをお話します。
お金がかからない
ボイストレーニングの教室に通うお金がかからないのは、とても魅力的といえます。
必要なものは、ボイトレの本や歌を録音できる機器、練習場所さえあれば十分です。
ちなみに、録音機器はスマホのボイスレコーダーがあれば十分です。
自分のペースでできる
自分のペースで練習ができるというのも、独学の大きな魅力の一つと言えます。
ボイストレーニングの教室に通っていると、レッスンの予約を入れて時間通りにボイストレーナーから指導を受ける必要があるからです。
「仕事の都合で、急にレッスンをキャンセルしなくてはいけなくなった」などもありえます。
なので、自分のペースで練習できるというのは大きなメリットです。
自分の歌声を人に聴かれない
人に歌声を聴かれないことも、メリットの一つです。
恥ずかしい思いをせずに済むからです。
実は、僕もボイトレをはじめた最初の7カ月間は、完全独学でした。
理由は、やっぱり人に歌声を聴かれるのが恥ずかしかったからです。
でも、独学でボイトレをスタートしてからちょうど半年がたった頃、上達に限界を感じました。

と考えている方にも大きなメリットになります。
このあと僕のボイトレ教室体験談も詳しくお話したいと思います。
2.独学でボイトレするデメリットも知っておこう

ここでは、独学ボイトレのデメリットをお話します。
デメリットや弱点も知っておくことで、今後のボイトレのためになります。
それでは、いっしょに見ていきましょう。
モチベーションを保つのが難しい
まず、一人である程度ながい期間練習を続けることそのものが難しいです。
モチベーションが低下する可能性が高いからです。
特に、誘惑に流されやすい人や意志が弱い自覚がある人は、ついサボりがちになっていつのまにか練習しなくなってしまう場合もあります。
歌声を客観的に診断することが困難
自分の歌声を客観的に診断することは、想像以上に難しいです。
独学でボイトレをするうえでは、一番のデメリットといえるでしょう。
耳の肥えているプロのボイストレーナーなら、自分の歌声を客観的に聴いて判断することができます。
でも、初心者の場合には普段じっくりと人や自分の歌をじっくり聴くことが少ないので、どうしても大雑把にしか自分の声の診断ができません。
音を聴き分けられないからです。
その結果、発声練習を続けるほど以下のようなことが起こりがちです。
・自分では気づかない発声のクセが悪化する
・歌っている時に微妙に音を外していることにまったくきづかない
・どんなに長期間練習をしても、まったく上手くならない
もしもあなたが本気で上手くなりたいなら、独学での練習は短期間で終えてプロのボイストレーナーから指導を受けることをオススメします。
喉を壊すこともある
独学で長期間ボイトレをすると、喉を壊すこともあります。
それは、自分の歌声を正しく客観的に診断できない状態で、知らずの内の喉に負担をかけてしまうことがあるからです。
冒頭の自己紹介でも軽く触れましたが、僕も独学で練習をしていた時に一度本格的に喉を壊した経験があります。
せっかく歌が上手くなりたくてボイトレをするのに、喉を壊してしまったら本末転倒です。
独学でのボイトレでは、喉を壊すリスクもあるということも覚えておいてください。

3.独学でボイトレを練習する方法
ここでは、具体的な練習方法について解説していきます。
独学のボイストレーニングでは、必ず以下のことを守ってください。
1.発声練習をする時には、必ず録音したり動画を撮って、自分の声を確認しながら進める。
2.喉が痛くなったり、声が枯れたりかすれるなど異常が発生したらすぐに練習を中止する。回復するまで休む。
3.量より質を重視する。一日あたり5~10分程度の練習でも、何ヶ月も続けていれば効果は出てきます。
確認できたら、とうとう練習に入っていきましょう。
身体のストレッチ
体が固かったり緊張した状態だと、発声に悪影響がでることがあります。
練習する前には、以下のストレッチを行ってください。
・首を回す
・前屈をする
・体を左右にねじる
・腕を交互にのばす
・喉仏を優しくマッサージする
上にあげたメニューは、すべてゆっくりと深呼吸をしながら15~20秒程度おこなってください。
他にも、色々なストレッチが存在しますので、自分に合うものを見つけてどんどん取り入れていきましょう。
腹式呼吸
体がほぐれたら、腹式呼吸の練習をしましょう。
息を深く吸い込むことに慣れていないうちは、毎回必ず行いましょう。
腹式呼吸の練習をせずに、いきなり歌を歌うとすぐに疲れてしまったり息切れの原因につながります。
発声練習のときは、簡単なスケールなどを歌うだけでなんとなく歌えてしまうかもしれません。
でも、曲となると複雑な音程の移動やリズム、ロングトーンなども意識しなくてはいけないからです。
腹式呼吸の基本的な練習方法に関しては、こちらの記事をごらんください。
【ボイトレ初心者必見】腹式呼吸の練習方法と効果を解説【横隔膜】
喉のウォーミングアップ
まず、その日に楽に出せる高さで『ホー』と裏声を出して、丁寧に音程を下げていきます。
※裏声からはじめる理由は、喉の筋肉全体がストレッチされるからです。
次に、地声でも『ホー』と同じ音で行います。
コツは、喉の奥を開けながらリラックスしてやることです。
この練習の目的は、喉の筋肉や声帯のウォーミングアップをすることです。

という人もいると思いますが、心配しないでください。
裏声が出せない人は、地声の練習だけでもある程度喉のウォーミングアップはできますのでご安心を。
基礎発声練習【裏声と地声を分けて出す】
まず最初に、裏声と地声を完全にわけて出す発声練習をしていきます。

あなたはこう思ったかもしれません。
でも、実はボイトレ初心者や経験が浅い人の場合、裏声と地声が完全に分かれていない(混合といいます)ことがほとんどです。
※混合とは…
『裏声を出すときに働く筋肉』と『地声を出すときに働く筋肉』が十分に鍛えられていない(弱いまま)裏声と地声が混ざっている状態のことをいいます。
裏声と地声が混合している状態だと、発声をする際に喉が苦しくなったり高い声が上手く出せないなどの症状がでます。
なので、まずはしっかりと裏声と地声を分けて出す『分離』という作業をして、裏声の筋肉と地声の筋肉を十分に鍛えていきます。
裏声と地声を分けて出す練習に関しては、こちらから2つの記事↓をご覧ください。
下の2つの記事で紹介している練習は、徹底的にこなしましょう。
高音を安定させる超効果的なボイトレ【裏声と地声を鍛える方法】
【初心者必見】輪状甲状筋の鍛え方【裏声・ミックスボイスに必須】
4.【体験談】独学でのボイトレに限界を感じて教室に通い始めた話
さきほどもお話しましたが、僕はボイトレを始めた頃、最初の7ヶ月間は完全独学でした。
でも、独学でのボイトレに限界を感じて、2年間プロのボイストレーナーの指導を受けました。
ボイトレ教室に通ってからは、以前にも増して練習に打ち込み、上達スピードは独学の時と比べると5倍くらい上がりました。
ちょうど2年間通ったのですが「レッスンを受けるたびに成長している」とボイストレーナー(先生)が驚いていたことを、今でも覚えています。
僕以外の生徒さんの中にも、レッスンを受けるたびに上手くなっている人が2人いて、お互いに切磋琢磨するいい仲間でした。
モチベーションが、独学の時とは比較にならないほど上がっていました。
一人で練習するのは、恥ずかしい思いをせずに済むかもしれませんが、本気で上手くなりたい人は、いずれボイトレ教室に通うことも検討したほうがいいかもしれません。
5.まとめ
今回は、独学でボイトレをするメリットやデメリット、具体的な練習方法について解説しました。
また、役に立つかわからないですが、一応僕がボイトレ教室に通っていた時の話もお話してきました。
独学でボイトレを成功させるのは簡単ではありませんが、意欲のある方はコツコツと取り組んでみてください。