今回は、大雨警報で休校にならない理由について解説します。
結論から言うと、雨だけなので安全に通学可能という判断がされているからです。
大雨の朝、「休みにならないかな」と期待する子どもは多いですよね。
しかし休校の連絡はなく、結局登校するというパターンが大半ではないでしょうか。
親の立場からすると、学校があるのかないのかはっきりせず、時間ギリギリまで動けないのでどう対処していいか悩みますよね。
本記事では、悪天候の日の朝の対応に困らないよう、休校になる警報の種類について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
1.【大雨警報】学校が休みにならないのはなぜ?その理由
大雨警報で休校にならないのは、雨だけなので安全に通学可能と判断されているためです。
風が強いと、通学路の木が倒れたり物が飛んできたりして危険ですよね。
雨は、体に直接的なダメージはほぼないため、安全に通学可能だという判断になるようです。
しかし、土地が低い地区や、海沿い川沿いにある地区では休校の場合があります。
大雨だけでも大きな被害が出ると予想されるためですね。
また、学校によっては欠席しても出席扱いになるところもあります。
何かあってからでは遅いですから、大雨が心配だったら問い合わせてみて、親の判断で休ませるという選択肢もあると思います。
雨がひどくても休校にならないのはこういう訳があったんですね。
私が小学生のころは電話で連絡網が回って来ていたので、よく電話の前でそわそわしていたものです。
個人的には大雨だけでも危険だと思うので、大雨警報のときも臨時休校にして良いと思うのですが、
授業を進めないといけないでしょうし、そのあたりの線引きは難しそうですね。
2.学校が休みになる可能性が高い警報の種類4選
大雨警報では休校にならないことがわかりましたが、以下の4つの警報のどれかが出たら休校になる可能性が高いです。
1つずつ解説します。
1.特別警報
数十年に1度レベルの雨や台風、地震などで、危険度が高い場所に出されます。
近年、テレビでもよく耳にするようになりました。
この場合は間違いなく臨時休校になります。
必ず自分や家族の安全を第一に行動してくださいね。
市区町村からの情報が出るはずですので、その指示に従うようにしてください。
解説する4つのうちで、最も危険度が高いものになります。
これは私も経験したことがありますが、スマホやテレビから流れてくる緊急速報の音が恐怖心をあおるのですよね。
お子さんも不安に感じると思うので、そばにいてあげてくださいね。
2.暴風警報
風が強いと、木が倒れたり物が飛んできたりして通学中にケガをしてしまうかもしれません。
突発的に強い風が吹くこともあって、転倒の恐れもあります。
私も、スーパーの看板が飛んでいくのを目撃したことがあって驚きました。
3.暴風雪警報
風が強く、さらに雪まで降っているという状況です。
視界も真っ白になりそうで、登校は明らかに危険ですね。
雪の少ない場所に住んでいるので経験したことはありませんが、この状況の中歩いているのを想像しただけで怖いです。
4.大雪警報
風がなくても、雪のみでも休校の可能性があります。
視界が悪くなり、雪が積もって通学路の安全が保障できないためです。
電車やバスも止まってしまいますね。
雪がほぼ降らない場所に住んでいる私ですが、1度だけ大雪での臨時休校を経験しました。
このときは、初めて見た大量の雪に興奮して、外で雪だるまを作ったり、きょうだいで雪合戦をしたりして過ごしました。
私は珍しい雪を前についつい遊んでしまいましたが、危険なので室内で過ごしてくださいね!
以上、4つの警報を解説しました。
これらが出されたら休校になる可能性が高いので、家の中で安全に過ごしましょう。
3.子供が休校になったら親はどうする?仕事は休むべき?
休校になったとき、仕事をどうするか悩むと思います。
どうするべきかは、子どもの年齢や家庭事情によって変わってくるでしょう。
私が小学生のころは祖母も一緒に住んでいました。
なので、ご飯も作ってくれて遊び相手にもなってくれて、両親が外出していても問題ありませんでした。
今は核家族化も進み、共働きだと子どもを1人にすることになるので気がかりですよね。
中高学年以上でしたら、1人で過ごせると思います。
そのときは、食事の準備と戸締りだけはしっかりとしてあげてくださいね。
まだ低学年だと、家に1人で残すのは心配です。
近くに実家や頼れる人がいれば、預かってもらえるようお願いしてみてください。
いないのであれば、両親のどちらかが休みを取るのが無難でしょう。
お子さんも雨風強い中1人だと怖いでしょうし、親としても一緒にいた方が安心できますよね。
そもそも、電車やバスも止まっていたりするでしょうから、仕事に向かうのが大変ですよね。
休めそうな職場環境でしたら、まずは休みを取る方向で考えて良いのではないかと、個人的には思っています。
私だったら、子どもが小学3年生くらいまでだったら休みを取ります。
それより上だったら、万全の準備を整えて1人で留守番をしてもらうと思います。
万全の準備というのは、先ほども話した食事の準備や戸締りもその1つです。
あとは「何かあったらここに電話してね」と職場の電話番号を渡しておいたり、
「停電になったら懐中電灯はここにあるよ」といった家の中の情報共有も大切だと思います。
1つずつ不安要素を取り除いていくのが大事ですね。
お子さんが怖い思いをしないように、しっかり対策してあげてくださいね。
まとめ
・大雨警報でも安全に通学可能なので休みにならない
・地区によっては休みになることも
・大雪や風が強い場合は休校の可能性がある
・場合によっては仕事を休んで子どもと過ごす
以上、休校になる警報の解説と、親の対応方法についても触れました。
警報が出る出ないに関わらず、必要であれば休ませるなどして、子どもの安全は親がしっかり守っていきたいですね。